転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #17 修学旅行編
来たる日曜日 遠藤家
9:00〜
さくら:はぁ…あまり寝れなかった
さくら:うぅ、やっぱり気になる
まくらに顔を押し付けてさくらはじたばたと足をふっていた
さくら:つ…ついていっちゃおうかな…///
さくら:ううん…そんなのよくない…
さくら: ……
さくらは起き上がりおもむろに着替え始めた
〜
来たる日曜日 与田家
9:30〜
祐希:はぁ〜(あくび)おはようー
〇〇:あれ?珍しいね起きてくるなんて…
日曜日は昼過ぎまで寝ている祐希姉ちゃんが珍しく起きてきた
祐希:なんか目が覚めちゃった…
〇〇:ねぇ、メイクくらい落として寝たら?
祐希:ん?あー、昨日そのまま寝ちゃったぁ
〇〇:もうっ…
祐希:いいや、〇〇にキスマークつけちゃお💋
〇〇:やめろやめろっ!!
祐希:まてっお姉ちゃんのこと嫌いなのかぁー!!
〇〇:違うけど今日"は"ほんとだめっ!!!
祐希:ん?今日は?
〇〇:あっ…
祐希:なになに、なんかあるの?笑
〇〇:和には内緒にしてほしいんだけど…
祐希:うん?…うん
〇〇:いまから遥香と映画見てくる
祐希:2人で?
〇〇:うん、昨日久保先生にチケットもらったんだ
祐希:史緒里!!元気かな?
〇〇:そうそう、元気ではあるよ、困るくらいにw
祐希:あははw それならいい笑
〇〇:まぁとにかく出かけてくるから
祐希:デート楽しんでおいで笑
〇〇:ただ遊ぶだけだよ
祐希:(それを巷ではデートというんだよ、〇〇)
〇〇:和怒ると思うから…内緒にしといて
祐希:ねえ、これから2度寝しようと思うんだけど
〇〇:ん?うん…
祐希:〇〇のベッドがいいなぁ
〇〇:くっ…うーん…
祐希:私の口からはぜっっったいに言わないっ!!
〇〇:ほんと…?
祐希:お姉ちゃんを信じてっ!!!
〇〇:まぁ、ならいいよ
祐希:わぁーい!
〇〇:じゃあ行ってくる!
祐希:いってらっしゃーい
ガチャ…バタンッ
祐希:だそうですよ、和ちゃん笑
和: ……
ドアの隙間からチラッと和が顔を出す
どうやら2人の会話を聞いていたらしい…
和:デート…
祐希:いつから聞いてたの?
和:2人でドタバタしてた時におきた
祐希:あー、キスマークのくだりのときか…
和:はい。
祐希:じゃあ私は2度寝するねー
和:これってお兄ちゃんとの約束破ってませんか?
祐希:ん?私の口からは何も言ってないからっ笑
和:そっか…笑
祐希:うん、そうでしょ笑
和:わ、私も出かけてこようかな…
祐希:はぁーい、いってらっしゃーい
和:いってきますっ
祐希:みんな、青春してるなぁ笑
そそくさと出て行った和を見送り、
祐希は〇〇のベッドで再度、眠りについた
〜
来たる日曜日 賀喜家
10:00〜
〇〇視点
いつもは遥香が俺の家で押すのだが今日は逆。
久々に俺が遥香の家のインターホンを押している
ピンポーn
賀喜母(以下母):(はぁ〜い!)
〇〇:ビクッ…あ、〇〇です…遥香いますか?
チャイムが鳴り切る前に出る遥香の母さんに俺は驚いていた
母:(もちろんいるわよー、ふふふ笑)
遥香:(もう私が出るって言ったでしょっ!)
母:(だって、あんたさっきまで鏡前であーでもないこーでもないって前髪いじってたじゃない…)
遥香:(ちょっ、、、い、言わないでよ…///)
母:(あれれ〜?右耳のほう、まだ寝癖あるわよ)
遥香:(え、うそ…ちゃんとやったのに…)
母:(うっそー!!!笑)
遥香:(もうっ!お母さんっ!!!)
〇〇: ……
このやりとりはしばらく続いた
いったい何を聞かされているんだろうという気持ちになりながらも〇〇は遥香を待つのであった笑
いつも見慣れた制服やパーカーの時とは違い、遥香は可愛らしい格好をしていた
遥香:ごめん、おまたせっ…
母:〇〇くんっ、遥香のことよろしくねっー
〇〇:はい。
遥香:わかったから…
母:遥香の服ね、〇〇くんのためにね昨日私が遥香に半ば強制的に買わされたのよー笑
遥香:わぁーー!!!もう中に入っててっ!!!
母:はーい、おじゃま虫はいなくなりまーす笑
遥香: ……(最悪…)
〇〇:ふふ笑 お母さんあいかわらずだね笑
遥香:本当にもうっ!
〇〇:昨日買ったの?その服…
遥香:うん…
〇〇:似合ってるね!
遥香:ほんと…?///
〇〇:うん、白シャツに袖なしのカーディガン!?
遥香:これはねブラウスにビスチェっていうのっ!
〇〇:あ、そうなのか
遥香:もうっ、、
〇〇:ごめん。
遥香:ふふっ、いいからほらっ!
〇〇:??
遥香:はやくいこっ!
〇〇:うん!そうしよう!!
街角をあるく2人、
側から見ると彼氏彼女、それは1組のカップル
しかし2人は気づいていない。
仲睦まじい2人を草むらからジッと見ている謎の2人がいることを…
?:う〜、私のお兄ちゃんなのに…
???:いいなぁ、、、私も…〇〇くんと…///
〜
〜映画館〜
日曜日の昼ということで家族連れやカップルたちで映画館はすこし混雑していた…
〇〇:はいこれ。
遥香:どうしたの、そのチケット?
〇〇:久保先生にこの前手伝わされたでしょ?そしたらもらったんだっ!
遥香:あー、金曜日のときの!?笑
〇〇:そうそう!でも今日は混んでるね…
遥香:いいのいいのっ!ほらっ何見るか決めよっ!
〇〇:うん!!
ドンッ
遥香は後ろから人に押されよろめく
遥香:きゃっ
〇〇:遥香っ!!
俺は遥香を抱きしめる形で咄嗟に受け止めていた
目の前には遥香の顔…
〇〇: ……
遥香: ……
〇〇:大丈夫??
遥香:うん…ありがと…///
〇〇:なら良かった…///
遥香:ねえ、〇〇…
〇〇:うん?
遥香:私ね…その…(モジモジ
〇〇:うん
遥香: ……
〇〇: ……
遥香:〇〇のこt…
?:すみませーん!お兄ちゃんからはなれ……あの道開けてもらっても良いですかー?
〇〇:あ、すみません。
遥香:すみません…うん、あれ?
〇〇:うん?どした?
遥香:なんか今の声どこかで…
そう言われて振り向いたが声をかけてきた女性はすでにいなくなっていた…
〇〇:いないね…知り合いの人?
遥香:でも友達なら声かけてくれそうだよね…
〇〇:うんっ
遥香:なんかイヤな予感がする…
〇〇:??
〜〜〜
?:ふ〜あぶなかったー!!
???:す、すごいっ!
?:い〜いっ、あなたもあれぐらいやらないとお兄ちゃん、あの女狐に取られちゃうよっ!
???:は、はいっ!(め、女狐…)
?:次はあなたがやってねっ!
???:わ、わたし!?
?:にゃぎが何度もやったらお兄ちゃんにバレるかもしれないでしょ…
???:うぅ…わ、わかりましたぁ…
〜〜〜
〇〇:遥香?
遥香:うん、なに?
〇〇:どしたの?さっきからキョロキョロして…
遥香:あ、ううん。なんでもない
〇〇:なにみる?
遥香:うーん、そうね…(恋愛…ロマンスとかにしても〇〇寝ちゃうだろうしなぁ…)
‼️分岐発生‼️
Q.遥香は何の映画をみたいといった?
1.ロマンス
2.アクション
3.ミュージカル
4.ミステリー
↓つぎはこちら↓
つづく。