転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #21 修学旅行編
※投票結果が引き分けのため
今までの選択肢によるポイントの増減を集計して現状で高い方のメンバーが選択されます。
(どっちの好感度高いのか中間発表だと思ってくだされば大丈夫です。)
〇〇:うーん、どっちにしようかな…
少し悩んだがエレベーターに乗り、俺はなんとなく5階のボタンを押した
〇〇:確かエレベーターの前に自販機あったはず
ウィーン
エレベーターのドアが開くと予想通り、目の前に自販機があらわれた
〇〇:あったあった。さっさと買って先生に見つかる前に帰ろ…
転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜
#21 修学旅行編
のど乾いちゃった…
ふと目を覚ました私
時計を見るとちょうど日付が変わった
部屋の女の子は……
良かった…まだ寝ている
起こさないようにそっと部屋をでる
??:ふぅ…
無事に部屋を出られてひと息をつく
そしてエレベーター前の自販機へと足を進めた
??:えっ…なんで、、、
そこには、私の好きな人が立っていた
〇〇:あれ?遠藤さん
さくら:〇…〇〇くんも飲み物買いに来たの?
〇〇:そう。遠藤さんも?
さくら:うん。
〇〇:すごい偶然だねっ!
さくら:ドキッ…
私の好きな人はどうしてこういう事をサラッと言えちゃうの…こ、こまっちゃうよ……///
〇〇:そのぬいぐるみどうしたの?
さくら:あ、えっと…(モジモジ
〇〇:もし言いたくなかったらぜんぜんいいよ
さくら:その…家から持ってきたの…
〇〇:そうなんだ!
さくら:これあると安心して寝れるの…///
〇〇:そうなんだっ、かわいいね
さくら:うぅ、ぜったいバカにしてる…
もうっ さくらのバカぁ…
なんでぬいぐるみ持ってきたの、恥ずかしいじゃん
〇〇:バカにしてないよ!!笑
さくら:むぅ…ぜったいしてる(ほっぺプクッ)
〇〇:ほ、ほんとにしてないよ…///
さくら:ほんと?
〇〇:うん。
さくら:よ、よかった
〇〇:遠藤さんも飲み物買いに来たの?
さくら:あ、うん…のど渇いちゃって…
〇〇:買ってあげようか?
さくら:え、でも、わるいよ…
〇〇:いいよいいよ、気にしないでっ!
さくら:じゃ、じゃあオレンジジュース…
〇〇:わかった
ピッ ガシャン
〇〇:はい、これ
さくら:ご、ごめんね…
〇〇:ありがとうでいいよっ!俺は謝られるより遠藤さんが喜んでくれたら嬉しいからっ!
さくら:う、うん…ありがと///
そこから15分くらい私たちは話し続けた
夢中になってる時間ってあっというま…
この時間がずっと続けば良いのに…
と思っていたけど
そんなに世の中はうまくいかない
ガチャ
〇〇:えっ…
さくら:!!?
どこかのドアが開く音が聞こえた
〇〇くんは慌ててエレベーターのボタンを押すけどすでに1階へと降りていてすぐには来なさそう
美月:なんか声聞こえたけど…
〇〇:まずいっ!山下先生だ!!!(ボソッ
さくら:え、え、えっと…
美月:まさかっ、男子じゃないだろうなっ!!!
さくら:ど、どうしよ…
〇〇:どっか、なんかないか…
辺りを見渡すと…
エレベーター横の倉庫と書かれた扉を見つける
さくら:〇〇くん…そ、そこっ!
〇〇:うん。たのむ、開いてくれ
縋る思いでノブを回す
鍵は…
かかっていない!!!
〇〇:遠藤、ごめん。
さくら:え、う、うん///(え、遠藤って…)
私は手を握られて、
そしてグイッと引っ張られて、
好きな人と真っ暗な倉庫に入った
〇〇:あぶなかったぁ…
さくら:う、うん…〇〇くん…そ、その…///
〇〇:え?
さくら:手…手…///
〇〇:まって静かに!
さくら:あ、う、うん…
〇〇:外から声が聞こえる…
美月:誰もいない…
さくら:山下先生?
〇〇:うん、バレてないみたい
さくら:よ、よかった(手…おっきぃ…///)
美月:うん、パンダのぬいぐるみ…?
さくら:!!
〇〇:遠藤さん、ぬいぐるみは?
さくら:ごめん、お、落としちゃった…(遠藤…さん…)
〇〇:いや気にしないで、、、
美月:うーん…こういう所にいないでしょうね…
〇〇:まずい!?こっちにくるかも
さくら:えっ…!!
暗闇の中、辺りを手探りでさがす
そして、私はとあるものを見つけた
これなら…いけるかもしれない…
さくら:〇〇くんっ!!!!
〇〇:なに?遠藤さん
こっちに来て…///
つづく。