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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #18 修学旅行編




遥香:ラブロマンスのやつがいいなぁ

〇〇:あー、うん!わかった!

遥香:でも〇〇、寝るから別のでも良いよ…

〇〇:いやでも、がんばるよ!

遥香:ほんとかなぁ〜

〇〇:ぐぬぬ…まぁ読み手が選んだから


遥香は俺が恋愛もののドラマや映画に興味がないことを知っている
自信はないけど…遥香の気持ちも組んで俺らはラブロマンス系の映画を見ることにした


遥香:ポップコーン買おうかな…

〇〇:買おうか?

遥香:いいのっ!!?

〇〇:いいよ、それぐらい笑

遥香:じゃあ大きいの1つ買って2人で食べよっ

〇〇:わかった!!

遥香:じゃあ飲み物は私が出すっ!

〇〇:いいよ、べつに。

遥香:だめっ!前にお弁当作ってもらった時にジュース奢るの約束してたからっ!(5話参照)

〇〇:そっか、ありがとっ!

遥香:うんっ。


大きいポップコーンを遥香が持ち、俺がドリンクを2つ持つ

そして真ん中より少し左にずれた席に座り上演時間までポップコーンを食べながら待っていると…



???:す、す、す、すみません…と、となりあいてますか…?

俺の左の席に女性が座る
薄暗い映画館の中では顔までは見えなかった

〇〇:あ、はい。どうぞ

遥香:なに、どうしたの?

〇〇:隣の席あいてますかって聞かれただけだよ

遥香:ふーん…

???:な、なんで私がこんなことに…(ボソッ

〇〇:ん?あれ?

???:えっ…

〇〇:なんか聞いたことある声だなぁ…

???:ドキッ…

あの声…どこかで、、、

そんなことを考えていると
辺りがだんだんと真っ暗になっていく


遥香:はじまるねっ

〇〇:うん…


色々な映画の次回予告が紹介されていき、ラブロマンスの映画が始まっていった…


ちらっと遥香をみる…

一生懸命に映画を見るまなざしに少しドキッとする
昔から恋愛ものが大好きな遥香…

小さい頃によくやったおままごとは大体、恋愛するカップルをやらされていた笑


〇〇:ふぁ〜ぁ




でもそれ以上に…眠気に勝てない…
遥香と違って俺は恋愛ものに興味がないからだ

遥香の機嫌を損ないように静かに逆の左を向き、俺はバレないように少しだけ眠ることにした


意識が遠のく中、
左に座る女性の顔がチラッと視線に入る

〇〇:んっ…(あれって…)

〇〇:(遠藤さんもきてたんだ…)

一瞬声をかけようか悩んだが、ここは映画館だ。
俺は声をかけずに眠りについた





遥香:おーい笑





〇〇: zzz…




遥香:〇〇〜、もうっ絶対寝ると思ったけど…




〇〇: ……




遥香:デート中に寝るもんかね…普通。




〇〇: zzz…







遥香:お、おきないと…キスしちゃうぞ……



遥香: ……///  (寝てると素直になれるのに…)



〇〇: ……



遥香:えいっ!!!


ムギュッ!


〇〇:いてててててっ!!!

遥香:ふふwやっと起きた!笑

〇〇:耳引っ張るなよ、痛いなぁ

遥香:寝てる方が悪いっ!何度も起こしたしっ!

〇〇:やべ、映画は?

遥香:もうとっくに終わったよ!

〇〇:あ、えんd…隣の人は?

遥香:んっ?もう私たちしか残ってないよ


遥香の言うように周りにはもう客はいなく、スタッフさんがゴミや忘れ物を確認して回っていた




〇〇:そっか…

遥香:なんかあった?

〇〇:いやなんでもない(言わない方が良いよな)

遥香:ふ〜ん、ねえこの後どうする?

〇〇:どうしよ、遥香は行きたいところないの?

遥香:うーん…

〇〇:じゃあさ、ちょっと付き合ってよ笑

遥香:いいよ。どこいくのっ?

〇〇:うーん、俺ん家 笑

遥香:えっ///

〇〇:昼過ぎだけど家で一緒にご飯食べよっ

遥香:う、うん…///

〇〇:姉ちゃん腹すかしてると思うし…




ズコーッ、、、




遥香:(お姉ちゃんいるんかーい!!!!)

〇〇:え、いきなり転んで大丈夫?

遥香:うん…(そうだ…〇〇はこういうやつだ)

〇〇:ならいいけどっ…

遥香:じゃあスーパーまで競走だっー!!笑

〇〇:あ、まてっー!笑

遥香:初デート…まぁ今回はこれでいっか…(ボソッ


〇〇:うん?なんかいったー??!

遥香:私が勝ったら、アイスねーー!!!

〇〇:いやいやいや笑






〜〜





遥香:ねぇ、持たせる荷物おおくない?笑

〇〇:ハーゲン○ッツ分は働いてもらいます笑

遥香:ひどい!腕太くなったら〇〇のせいだっ!

〇〇:中身、軽いのしか入れてないでしょっ笑

遥香:ふふふ笑

〇〇:なんの笑いだよ笑

遥香:すき焼き楽しみだなぁって…

〇〇:春菊入れたかったなぁー笑

遥香:さすがに時期違うから売ってなかったね

〇〇:うん、しゃあない


昼ごはん?夕ごはん?なのかは分からないが、
2人はスーパーでたくさんのすき焼き用のお肉と野菜、そしてアイスなどを購入し帰宅するのだった

ガチャ


祐希:おっかえりー!!!

〇〇:うわっ、びっくりした笑

祐希:おっにく!おっにく!おっにく!



帰宅して玄関をあけると目の前には姉がいて変な動きをしている



〇〇:いやいや何やってんのよっ

祐希:おにくダンス…!!

〇〇:う、うん…鍋に水いれて火かけてくれてる?

祐希:うんっ!もっちろんっ!!

〇〇:ありがとう、すぐ作るから待ってて

祐希:はいっ!

祐希:おっにく!おっにく!おっにく!

遥香:祐希さん、おじゃまします。

祐希:遥香ちゃん、いらっしゃい!

〇〇:遥香と姉ちゃんは手を洗ってリビングで休んでていいよっ!

遥香:わかった!

祐希:おっにく!おっにく!おっにく!

〇〇:あー、遥香、姉ちゃんよろしく笑

遥香:了解 笑



20分ほど経過…
肉や野菜が詰め込まれた鍋はグツグツと音を立てリビング一面にすき焼きの香りを漂わせていた





祐希:おなかすいた…

遥香:後少しですよ、きっと。

〇〇:ところで和は?

祐希:あれ?2人はみてないの?

〇〇:うん…そりゃあね。

遥香:はい。

祐希:うーん、じゃあわからないや笑

〇〇:そっか、じゃあ先に食べちゃおうか!

俺はドンッと鍋を鍋敷きの上に置く

祐希:うわぁーい!

〇〇:おまたせっ笑

遥香:おいしそーーーっ!

〇〇:遥香は俺の横すわれば?

遥香:うんっ!

祐希:おっにく!おっにく!おっにく!

〇〇:わかった、わかったから一回お座りっ!!

祐希:はいっ笑

遥香:笑笑



一方そのころ…



和:なんで隣に座らせたのに先に出てきちゃうのっ

さくら:うぅ、すみません…

和:近くのお店でお昼ご飯食べてるだろうから探すよ

さくら:は、はい…

和:もうっ

さくら: …///(〇〇くんの寝顔可愛かったな…)

和:いないっ!ほら遠藤さん、次のお店いくよっ!

さくら:は、はいっ

〇〇と遥香が帰ってるとはしらず、
2人は映画館の周りにある飲食店をひたすら物色するのであった




〜与田家〜


すき焼きを食べ終え、
ソファーに座り3人でハーゲン〇ッツを食べている


祐希:そっか、来週、修学旅行か…

遥香:え、伝えてなかったの?

〇〇:伝えたに決まってるでしょ笑

祐希:忘れてた笑

遥香:まぁ祐希さんらしいです笑

祐希:えー、じゃあ〇〇の部屋で寝よ

遥香:えっ!?

〇〇:なんでだよっ!

祐希:だって寂しいもんっ…

〇〇:だからってさー

祐希:遥香ちゃんはいいよね!

〇〇:え、いや遥香関係ないでしょ

祐希:関係あるのっ!

遥香:え?えっと…

祐希:よぉーく考えて!!

遥香:なんで祐希さん、こんなこと私に聞くんだろ…




‼️分岐発生‼️



Q.私は〇〇のベッドに祐希さんが寝るのを…


1.許した。
2.許さなかった。



↓つぎはこちら↓




つづく。

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