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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #3 新学期編


くじ引きの結果…俺は…


遠藤さんの隣になった



さくら:よろしくお願いします

〇〇:あ、こちらこそ!与田○○です。

さくら:あっ、遠藤さくらです。

口角は上がっているけれど、彼女が少し緊張しているのがこちらまで伝わった


キーンコーンカーンコーン


美月:んじゃ、2限目から授業がちゃんと始まるから皆んなしっかりねー!

美月:あ、それから〇〇ー!

〇〇:はい!

美月:遠藤さん教科書まだ届いてないみたいだから見せてあげて!

〇〇:あ、わかりました!

男子:〇〇ずるいぞ!うらやましいぞー!

〇〇:うるせー笑

遥香: ……

〇〇:んっ?

遥香:(プイッ)

男子たちに弄られてると遥香と目が合う
しかし遥香は顔を背ける

遥香:(〇〇のバーカっ!!)

〇〇:なんだ、あいつ??

さくら:あ、あの…

遥香の不機嫌な理由がわからなくて考えていると遠藤さんから話しかけられた



〇〇:うん?

さくら:ご、ごめんなさい…

〇〇:えぇ、なにが?

さくら:あの教科書…

〇〇:あーそんなこと、ぜんぜんいいよ!

さくら:は、はい。

〇〇:何か分からないこととかあったら言ってね!

さくら:えっ…

〇〇:え?

さくら:あ…ありがとうございましゅ

〇〇:ま、ましゅ?笑

さくら:す、すみません、噛んじゃいました…///

〇〇:あはは笑 よろしくね!遠藤さん!

さくら: は、はい…


(良かった、優しそうな人で…)

甘噛みしたからなのか?
遠藤の頬はしばらく赤くなっていた




〜昼休み〜

俺は教室でいつも通り遥香に誘われて遠藤さんと3人でお昼ご飯を食べていた




遥香:遠藤さんって前は乃木坂女学院だったの!?

さくら:う、うん

・私立乃木坂女学院
都内でもトップクラスに入る有名なお嬢様学校

それを聞いて遥香は目を輝かした

遥香:すごっ!!!

〇〇:そんな凄いとこなの?

遥香:そりゃあ凄いよ!才色兼備が集まる上級学校って言われてるんだから!!

さくら:ううん…全然すごくないよ…

遥香:またまたぁ!いいなぁ、乃木坂女学院の制服、可愛いから着てみたかったんだぁ

さくら:そうだったんだ…

〇〇:ねえねえ、女学校ってどんな感じなの?

さくら:えっと…

遥香:たしかに!興味ある…

さくら:わ、わからないや…

〇〇:わからない?


さくら:私、あまり学校行かなかったから


遥香:それって…

さくら: ……

〇〇:気持ちわかるわー笑

さくら:え?

遥香:〇〇?

〇〇:学校ってさ行きたくない時あるよね、俺もめちゃくちゃ行きたくねーって時々なるもん笑

さくら:うん

〇〇:休みたくなったら休めばいいよ

さくら:あ、ありがと…

さくら: ……///

遥香:えいっ!!(パクっ)

〇〇:あっ!俺が最後に取っといた卵焼き!!

遥香:カッコつけてる〇〇がわるいっ!!

〇〇:いや、なんだよそれ!遥香のもなんかよこせ!

遥香:やーだ!笑

さくら: ……

〇〇:よこせっ!(パクっ)

遥香:あ、私の唐揚げ〜!!!!

〇〇:遥香の母さん、いつも美味しい唐揚げをありがとうございます!笑

遥香:このやろー笑

さくら:あ、あのっ!!!

〇〇:うん?

遥香:どうしたの?遠藤さん?

さくら:お、おふたりは…つ、つ、つ、つ…

〇〇:つつつつ?

さくら:付き合ってるんですか?

遥香:えっ、えっ、どうして、、、!!!

さくら:仲良いですし…その朝…

〇〇:朝?

さくら:ゴミ出しの時に会った賀喜さんが与田さんの家に入っていったので…

〇〇:あぁ、なるほどね笑

遥香:それは…その…私たちは…えへへw

〇〇:いや、なんだよ!その笑いはw

遥香:べ、べつに…な、なんもないしっ///

さくら: ……

〇〇:遠藤さん、俺たちはね…



‼️分岐発生‼️


俺は遠藤さんの質問になんと答えた?


A.遥香とは付き合ってるよっ!
B.遥香とは幼馴染だよっ!



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