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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #13 従姉妹襲来編


〜〇〇視点〜


美佑:××のせいで和ちゃん面倒なことに巻き込まれてるかもしれない…


〇〇:え?!!

美佑:実はね…

松尾さんの話を俺と遥香はジッと聞いていた


美佑:ということが起きてると思う…

〇〇:なるほど

遥香:そんなことが…

美佑:うん…私も中学の時にそいつらに色々やられたから間違いないと思う

〇〇:ひどいね…

遥香:あれ?ってことは美佑ってこの××って人と…


美佑:あー、うん。付き合ってる…///


〇〇:えええっ

遥香:しらなかった!!!

美佑:まぁ誰にも言ってないからね…中学からだからかれこれ4年くらいかなぁ

遥香:すご〜い!

美佑:その時に、××ファンクラブとかいう女子たちのグループがイジメというかイタズラみたいなのを私に毎日してきたの。

〇〇:それを和が受けてる可能性がある…

美佑:うん。さっき××から連絡もらって一緒にすんでる従兄弟の人がいる、その人に心当たりはないかって…

遥香:でもどうして〇〇って分かったの?

美佑:いやいや、それはかっきーのおかげ笑

遥香:えっ、私?

美佑:まゆたんに話したでしょ、井上和さんのこと

遥香:あっ!!

〇〇:そうなの?

遥香:あー、うん。まぁね

〇〇:なんの話したの?

遥香:えーっとね、和ちゃん元気かなぁって…

〇〇:なんだ、遥香と和は仲良いじゃん!毎日ケンカしてるけど安心したよ

遥香:うん…そういうことにしといて笑

美佑:あはは笑 苦労してるね、かっきー

遥香:そうなのよ笑

美佑:でもそれでまゆたんから〇〇くんだって分かったんだ

〇〇:なるほどね…

遥香:でも美佑の彼氏さんはなんで和ちゃんと毎日登校してるの?

美佑:それねー笑

〇〇:(松尾さん…顔こわっ)

美佑:まぁ私も怒ろうとしたけど仕方なかったみたい…不審者?みたいな変なおっさんが和ちゃんのことついてたんだって

遥香:うわっ…こわ(身震い)

美佑:落ち着くまでは会った時は一緒に行こうとしてたみたい、まぁ結果は逆効果だったんだけどね


〇〇:和…俺が一緒に行かなかったからだ…


美佑:〇〇くんは悪く無いよ

遥香:そうだよ…それは私に投票した読み手さんのせい

美佑:や、やめよ…メタがすぎるよ笑 

遥香:そうだね。笑

〇〇:うん…でもどうしたら…

美佑:そこなんだけど、1つ作戦があるよっ!

遥香:作戦?

〇〇: ……

美佑:うん、そのためには〇〇くんだけじゃなく、かっきーに協力してもらわなきゃだけど…

遥香:わたし?

美佑:協力というか我慢かな…笑

遥香:うん、なにすればいいの?

美佑:それは…







〜〜




〜放課後〜


帰り道…遥香と一緒に帰る
松尾さんの作戦を聞いてから俺はずっと考えていた


遥香:いーい?数日間だけだからねっ…

〇〇:うん、わかってる。

遥香:その前に解決したらそれまでだからねっ…

〇〇:うん。

遥香: ……

〇〇: ……

遥香:で、でも、、、

〇〇:うん?



遥香:和ちゃんが安全になるまでちゃんと守ってあげて…


〇〇:うん、ありがと

遥香:うん。

〇〇: ……

遥香:ねえ…

〇〇: ……

遥香:緊張してるんでしょ、どうせ

〇〇:え?

遥香:失敗したらどうしよう…和大丈夫かなって

〇〇:な、なんで、わかるの?

遥香:わかるよっ。幼馴染なんだから笑

〇〇:そっか…そうだよね笑

遥香:〇〇は悩んでる時は大体下向いて帰る 笑

〇〇:たしかに、そうかもっ笑

遥香:人一倍責任感だけは感じるんだからっ…

〇〇:ご、ごめん

遥香:もし何かあったらすぐ連絡することっ

〇〇:わかった!


遥香:〇〇…

遥香:〇〇なら大丈夫だからっ!


〇〇:うん!

遥香:あと…



遥香はふと俺の手を指差した



遥香:戻ってきたら…私にもしてよね…///

〇〇:え?なにを…?

遥香:わ、わからないならいいっ!!

〇〇:??

遥香:この鈍感っ!

〇〇:え、どういうこと!?

遥香:〇〇のば〜か!!笑

〇〇:あ、言ったなぁ笑

遥香:うわっ、にげろ〜!

その日、
俺と遥香は学校から家まで追いかけっこをした

遥香に元気をもらいながら…





〜翌朝〜



俺はいつもより少し早めに起きて、
朝ごはんや弁当などの支度をし始めた


和:お兄ちゃん、おはよう

〇〇:和、おはよう!

和:はぁ…(ため息)

〇〇:和、ご飯もう少し待ってね

和: ……

〇〇:和?

和:え、あ、ごめんなさい。きいてなかった…

和は明らかに元気がない

〇〇:和…

和:ん、なーに?

〇〇:悪いんだけどお姉ちゃん起こしてきてくれる?

和:え、祐希姉ちゃん起こすの早くない?

〇〇:大丈夫。昨日伝えてあるから起きるよ

和:う、うん。わかった…


数分後〜


祐希:珍しいね…3人でご飯って…(モグモグ)

〇〇:お姉ちゃんがちゃんと起きてくれば、いつも3人なんだけどなぁ笑

祐希:むぅ…じゃあ2人がもう少し寝ててよっ!

〇〇:なんでそうなるんだよっ笑

祐希:笑笑

和:笑(モグモグ)

祐希:ってか珍しいね、〇〇がパンケーキって

〇〇:たまにはね…甘いもの食べたいじゃん

祐希:和ちゃん、美味しい?

和:美味しいっ!

〇〇:良かった…!

祐希:おかわりある?

〇〇:あるよっ、焼こうか?

祐希:うんっ!

和:和もっ!

〇〇:はいよっー!

和:あれ?

祐希:うん、どしたの?

和:あの人来ないの?

〇〇:遥香?

祐希: ……

和:うんっ…

〇〇:来ないよ。

和:なんで



〇〇:だって俺、和と学校行くからっ!


和:えっ…




〜〜


〇〇:それじゃあ行ってきまーす!

和: ……

祐希:気をつけてねー

〇〇:リビングで寝るなよー

祐希:わかってるよー笑

〇〇:大丈夫かなぁ

祐希:寝ない様にこの後水風呂はいるからっ!

〇〇:朝から水風呂…笑

和: ……

祐希:和ちゃんいってらっしゃい!!

和:あ、行ってきまーす!!

祐希:〇〇、頼むね。

〇〇:うん!



〇〇:和…

和:うん、なに?

〇〇:手つなごっか…

和:え…

〇〇:ほら、手だして

和:う、うん…///


ギュっ…と互いの手を握る


和:〇〇お兄ちゃん…

〇〇:んっ?

和:あったかい…///

〇〇:うん、そうだね

和:えへへ///

俺と和は手を繋ぎ歩いて行く
いつもの人通りの多い道を通っていく

そして和が足を止めた…


和:ねえ、お兄ちゃん

〇〇:うん?

和:どうして…和と一緒にきてくれたの?

〇〇:え?

和:ねぇ…どうして…






‼️分岐発生‼️



‼️分岐発生‼️




Q.俺はなんと答えた?

1.正直に話すことにした
2.あえて隠して話すことにした



この選択肢で従姉妹襲来編のエンディングが決まります。


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