転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #9 従姉妹襲来編

俺は眠気に我慢できず、

部屋には戻らず、そのままリビングのソファーで眠りにつくことにした

〇〇:zzz…

…

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

〇〇:んんっ…

小鳥のさえずりが聞こえ、
カーテンの隙間から太陽の光が漏れる

俺はその光に照らされて目を覚ました

ﾊﾟｻｯ

起き上がるとかかっていたタオルケットが落ちる

昨日寝る時はなかったから、
たぶんお姉ちゃんがかけてくれたんだと思う

着替えに自分の部屋に戻る
ズボンを脱ぎ、制服に着替える

その時だった

もぞもぞっ
そのとき布団の中で何かが動いた

〇〇: ……

といってもまぁ犯人は1人しかいない

〇〇:姉ちゃん、自分の布団で寝てよ。

俺はそう言いながら布団をめくった

〇〇:えっ、和！！！

そこにいたのは従姉妹の和だった
予想外の人物に驚き腰を抜かす

〇〇:和…和…

和:う〜ん…〇〇お兄ちゃん、おはよう ｷﾞｭ~

ぎゅっと抱きついたのは井上和
俺の従姉妹で2歳離れている、母の妹さんの子供で正月やお盆になると良く一緒に遊んでいた

高校進学で隣町の私立表参道高校に引っ越してきたことは聞いていたが…会うのは1年ぶりだ

〇〇:おはよう！ってなんでここにいるの？

和:お兄ちゃんに会いにきたっ！！！

〇〇:いやいやいや、どうやって入ったの？

和:祐希姉ちゃんにね、入れてもらった！

〇〇:そりゃあそうか…って学校は？

和:学校…？

〇〇:うん。

和:お兄ちゃん家から通う〜！

〇〇:いやいや、遠くない？

和:〇〇お兄ちゃん、何も聞いてないの？

〇〇:どういうこと？

和: 和ね…

〇〇:うん。

和:これからお兄ちゃんと一緒に住むんだよ

〇〇:えええ！！？

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜
従姉妹襲来編

〇〇:えっと、どういうこと？

和:ねぇ…ところで〇〇お兄ちゃん…///

〇〇:うん？

和:なんでズボン脱いでるの？笑

〇〇:え？、、あっ…ごめん

俺は慌ててズボンを履く
ズボンを脱いだときに気付いたもんだから僕の下半身はパンツのみの状態だった



和:もしかして…

〇〇:うん？

和:お兄ちゃん、和にエッチなことをしようと…///

〇〇:ちがうちがう！！！

和:いいよ…

〇〇:え？

和:お兄ちゃんが…どうしてもっていうなら…っ///

〇〇:いやいやいやっ

和:嫌なのっ…

〇〇:違うけど、だめ。

和:むぅ…

〇〇:むぅじゃないからっ！

和:ちぇっ…笑

〇〇:ちぇっでもないでしょっ！

和:いいもんいいもんっ笑

〇〇:はぁ…もう…


和:（うんっ！この感じだと、あの賀喜遥香とはまだ付き合ってなさそう…笑）


〇〇:とりあえず朝ご飯の準備してくるから、後で説明することっ。

和:うんっ！

〜リビング〜

朝ご飯を作り、俺ら2人は食べ始めた
言うまでもないが姉はまだ寝ている笑

和:美味し〜！

〇〇:そんな大げさな普通のスクランブルエッグとウインナーでしょうよ笑

和:それでも和は嬉しいのっ！

〇〇:なら良かった。

和:うんっ！

〇〇:それで何でうちにきたの？

和:うん。最近、表参道で不審者の事件が起きてて、

〇〇:あー、うん。昨日ニュースでみたよ

和:その事件が実は近所の家で…

〇〇:えっ！大丈夫だった！？

和:うん！そこで親が危ないからって祐希姉ちゃんに連絡してくれて…

〇〇:うん。

和:それでしばらくの間、一緒に住もうってなったの。

〇〇:なるほどね、良かった…

和:？？

〇〇:和が事件に巻き込まれてなくて良かったよ

和:お兄ちゃーん！！！

〇〇:うわぁ、、もうすぐくっつくな！

和:えへへへ

〇〇:和はすぐにくっつく！

和:祐希姉ちゃんと一緒！！！

〇〇:変なところ似なくていいっ！！

和:やーだっ！ｷﾞｭ~

〇〇:はぁ〜（諦め）なんで俺の部屋で寝てたのよ

和:祐希姉ちゃんとね、帰ってきたらお兄ちゃんがリビングで寝てて…

〇〇:うん

和:そっとしておこうか…って祐希姉ちゃんがタオルケットかけて…

〇〇:うん、ありがとう。

和:とりあえずお兄ちゃんの部屋に行って…

〇〇:ストップw

和:はい！

〇〇:なんでとりあえず"お兄ちゃんの部屋"へ？

和:うーん…とりあえずお兄ちゃんの匂い嗅ぎたくて…

〇〇:姉もいとこも怖いって…

和:それでお兄ちゃんの匂い嗅いでたら安心して眠くなって寝ちゃった

〇〇: ……

和:えへへ…///


〇〇:もし俺がリビングでなくベッドで寝てたら？

和:うーん…一緒に寝てたと思う 笑

〇〇:あぶねー、良かった

和:良くないっ！！

〇〇:はいはいっ。

和:むぅ…

〇〇:とりあえず、うちいていいよ。

和:ほんとっ！？

〇〇:もちろん！

和:わーいっ！！

〇〇:なんかあったら迎えにも行くから！


和:〇〇お兄ちゃん大好きっ！

〇〇:わかったわかったから…とりあえず離れて…

和:い、や、だ、！笑

〇〇:まったく…

和:好きなんだもんっ！

〇〇:はいはい、ありがとう。

そこからしばらく和は離れなかった

食べ終わったお皿を洗っていても…
ソファーで朝のニュースをみていても…

〇〇:あっそろそろ、姉ちゃん起こしてくるから離れてなさい。

和:むぅ…

〇〇:姉ちゃん遅刻しちゃうから！

和:はぁーい！

ようやく和から解放されて、俺は祐希姉ちゃんを起こしに階段を登る

ピンポーン

その時、インターホンがなる

‼️分岐発生‼️

和はこの時、どうした？

1.インターホンに答えた
2.居留守しようした

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