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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜

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1話ごとに分岐が発生して、それを読み手の方に委ねる新しい試みをしている長編です。 〇〇は幼馴染の遥香と毎日楽しく学校生活を送っていたが、ある日転校生がやってきて…
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2024年9月の記事一覧

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #2 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #2 新学期編

色々迷ったけど…

俺は姉を起こしに行くことを決めた

〇〇:遥香はゴミ捨ててきてくれるかな?

遥香:え、逆じゃなくて大丈夫?笑

〇〇:うーん、いきなり遥香に起こされたら姉びっくりするだろうから…笑

遥香:それもそっか笑

〇〇:ごめん、ゴミ持たせて…

遥香:〇〇、何分かかるかなぁ笑

○○:10分…いや5分で帰ってくる!ありがとね

遥香:いいよ!

ゴミを持たせるのは申し訳なかったけど

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #3 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #3 新学期編

くじ引きの結果…俺は…

遠藤さんの隣になった

さくら:よろしくお願いします

〇〇:あ、こちらこそ!与田○○です。

さくら:あっ、遠藤さくらです。

口角は上がっているけれど、彼女が少し緊張しているのがこちらまで伝わった

キーンコーンカーンコーン

美月:んじゃ、2限目から授業がちゃんと始まるから皆んなしっかりねー!

美月:あ、それから〇〇ー!

〇〇:はい!

美月:遠藤さん教科書まだ

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #4 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #4 新学期編

俺は、

素直に答えることにした。

〇〇:遥香とは幼馴染だよ!

さくら:そうなんだ

〇〇:ねぇ、遥香!

遥香: ……

〇〇:遥香?

遥香:あ、うん。そう…"ただ"の幼馴染

さくら:そうだったんですね。

キーンコーンカーンコーン

〇〇:うわっ、もう時間か…準備しないと

さくら:わ、私はちょっとトイレに…

5分前の予鈴がなり遠藤さんは教室から出て行く
遥香は柄にもなく遠くを見つめ

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #5 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #5 新学期編

遥香:〇〇の従姉妹はたしかぁ〜

遥香:思い出した…井上和

真佑:まさかの呼び捨て 笑

遥香:和ちゃん…(にこっ)

真佑:いや全然笑えてない、むしろ怖いから 笑

遥香:あいつにだけは負けたくないっ!!

真佑:あいつ笑

遥香:和ちゃん…(にっこり)

真佑:怖いってwww

遥香:なんとしても〇〇を振り向かせてやる!!!

真佑:おおおぉ、かっきーが燃えている笑

遥香:よしっ!明日の朝

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #6 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #6 新学期編

時計を見ると、

学校を出なければ行けない時間を指していた

〇〇:うわっ時間ギリギリじゃん…

遥香:急がなきゃ!!

2人で〇〇の弁当をバッグにつめて家を出る

〇〇:遥香はやくっ!

遥香:うんっ

走りはじめて数十分たったころ…

事件はおきた

遥香: ……

〇〇:どうした、遥香?

遥香:ごめん、〇〇先に行って

〇〇:どうした、顔白いよ

遥香:うん…少し頭痛くて…

一緒に走って

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #7 新学期編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #7 新学期編

俺は悩んだ末に…

〇〇:去年と同じ図書委員にします!

美月:わかった!よしっそれなら安心だ

〇〇:うん、安心?

美月:うん、もう1人が遠藤さんだからっ

〇〇:あ、そうなんですね!

さくら:〇〇くん、よろしくね

〇〇:うん、よろしく!

さくら:あの…

〇〇:うん?

さくら:賀喜さん…と…

〇〇:遥香と?

さくら:賀喜さん…とっても辛そうだったけど大丈夫かな?

〇〇:あー、昨

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #8 従姉妹襲来編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #8 従姉妹襲来編

図書室で本の整理が終わった時には太陽はもう完全に沈んでいた

史緒里:仕事お疲れ様。

〇〇、さくら:お疲れ様でした!

史緒里:おかげで助かりました!

史緒里:それじゃあ帰り支度したら裏口で待ち合わせね!

〇〇:はーい!

さくら:裏口…?

〇〇:行けばわかるよ笑

さくら:う、うん。

〜久保車〜

久保先生を手伝ったときは
学校裏の教師用の駐車場に停めてある久保先生の車で家まで送っても

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜  #9 従姉妹襲来編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #9 従姉妹襲来編

俺は眠気に我慢できず、

部屋には戻らず、そのままリビングのソファーで眠りにつくことにした

〇〇:zzz…



チュンチュン…

〇〇:んんっ…

小鳥のさえずりが聞こえ、
カーテンの隙間から太陽の光が漏れる

俺はその光に照らされて目を覚ました

パサッ

起き上がるとかかっていたタオルケットが落ちる

昨日寝る時はなかったから、
たぶんお姉ちゃんがかけてくれたんだと思う

着替えに自分

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #10 従姉妹襲来編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #10 従姉妹襲来編

ピンポーン

〇〇:和〜、インターホンでてくれるー?

リビングでくつろぐ私に階段の方からお兄ちゃんの声が届く

和:この時間のインターホンってことは…絶対あいつじゃん…

嫌だなぁと思いつつも私は仕方なくインターホンに出ることにした

というかみんなさ、

もう少し居留守にも入れてくれてもいいじゃん!!

お兄ちゃんが言うから仕方なく出るけど…

和:もしもし…



〜〜

その頃、祐希の部

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転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #11 従姉妹襲来編

転校生と幼馴染 〜選択肢をあなたに〜 #11 従姉妹襲来編

俺は悩んだ末に、
いつも通り遥香と登校することにした

和の切ない表情に心が苦しくなる…



〜〜

遥香:うん、隣町の事件は私もニュースで見たよ

〇〇:それで一人暮らしの和を放って置けなくて和のお母さんと祐希姉ちゃんが話し合って決めたんだよ

遥香:なるほどね…

いつも通りに遥香と登校を選んだ俺は和がうちで暮らす理由を説明している

〇〇:だから事件の犯人が捕まるとか…落ち着くまでは和は

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