怒涛のようにやってくる現実に震える
35歳で結婚を考えても良いなと思う彼氏ができた。
今までだと、付き合ってうぇーーい、1年くらいで別れてまた次の人を探すかー。いい話のネタになる男だったなーくらいだったのだが、もしかしたら結婚!ということを考えるととんでもなく時間がないことに気づいた。
結婚したら、子どもが欲しい。でも35歳から自然妊娠率が急激に下がるから不妊治療?え、でもいつ結婚するの?
これから同棲、結婚、式を挙げて、場合によっては不妊治療、2年後か?
仕事のキャリアはどうする、2人の生活費の割合はどうする、親の介護はどうなる、どこに住む?何年で子供産む?持病の手術はいつやるべきなのか?
という整理整頓しないと行けないライブイベントが怒涛のようにやってきた。
お金もいるし、時間との勝負となると気持ちも焦る。でも焦らせるのは良くない。不妊の可能性もある程度は伝えて、彼のペースで進めよう、と思った。
だが、その焦りと焦らせてはいけないメンタルを保つのがきつかった。
いつでも子どもは産めるよと、優しさで言ってくれる彼氏の言葉も、ぬるいこといってると、苛立ちを感じる時もあった。
同棲してから結婚したいと思ってた若い時の気持ちも分かるのだけど、今となってはそんなこと言ってられないのが申し訳ない気持ちにもなる。
この10年そんなことを考えずに日々生きてきた自分を反省しつつ、今まだこのタイミングで出会えたことに感謝をしながら、焦らずに。穏やかに。圧をかけてゆく。