第一章終わり。。。だと信じたい 6
前回のお話はこちら↑
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先生は話を続けた
「MRIの予約取るから検査入院しよう」と言って助手の方に緊急のMRI予約を取らせた
普通に予約を取ると何ヶ月も待つから緊急枠で予約取るねと言われた
「この日から4日間検査入院で大丈夫?」
私たち夫婦は「はい」としか言えなかった
先生は「入院当日にMRIを撮って、入院期間中に血糖値の検査、染色体・遺伝子検査もします」と言った
私たち夫婦はもう何が何だかわからない状態で、はっきり言って脳がフリーズしていた
「ではよろしくお願いします」と挨拶をして終わった。。。長かった。
お会計をして帰ろうと思ったら、会計係のお姉さんが
「小児科に戻ってきてほしい」とのメッセージが出ています
と伝えてきた。なんだ。なんだ。。まだ何かあるのか。もう今日は帰りたい。
そんな気持ちを抱えて小児科へ戻った。
すると小児科の教授の話の中に登場した遺伝センターのセンター長が待っていてくれた
時間があれば遺伝子検査の話していかない?と遺伝外来の部屋へと招き入れてくれた。
染色体検査、遺伝子検査とはどういうものか、流れ、費用などを丁寧に教えてくれた。
小児科の教授が1つ疑っていた病気があったそうだがそれではなさそうだと断言。
(顔つきや特徴から)少し安心した。
染色体、遺伝子を細かく調べて、今後悪さをするところがあれば適切に治療・観察していく必要がある。
それを洗い出すのがこの検査の役目
検査から結果が出るまでに1〜2ヶ月位かかる
大学病院を退官し、新しい病院で働くのでそれまでになんとかしてあげたいと仰っていた
(後に知った話では遺伝子情報は最強の個人情報だからあっちこっちに持っていけないらしい)
もう疲れ切っていた次女はこの優しい仏のような先生を睨みつけていた😂
そんな話をして外来は終了。
とりあえず忘れないように電車の中でスマホのメモ機能にやりとりを打ち込んだ。
今もそれを見ながら振り返って書いている
続