猫だって恋したい❗❗
これはサビ猫ちゃ~の不妊手術した時の事です。
私は不妊手術はちゃ~にとって良いことなのだと疑わずにいました。
ある光景を見るまでは・・・・・。
👇サビ猫ちゃ~のお話です。
ちゃ~には茶とらのパートナーがいました。
その子をちゃと吉と名付けました。
我が家にご飯を食べに来ている時も妻子が食べ終わるまで傍らで見ている良いお父さん、旦那様でした☺️
私が離婚して近くの公園で餌をあげるようになってからも、二人が一緒になった帰り道は、二人寄り添い長い尻尾を絡ませながら夜の闇に消えて行きました。
越路吹雪の「愛の讃歌」を想起させる光景でした❤️
私自身もその後ろ姿を見送り、とても幸せな気分にひたったものです。
それなのに野良生活での子育ての苦労はなくなる、術後は自分の身だけ守れば良いのだからの思いだけで不妊手術をしてしまいました。
捕獲器の扉がカチャンと閉まった音を聞いて愚かにもウルッときて、これでちゃ~も少しは楽に生きられるなんて思っちゃって😑
しかし私は術後のある夜の光景を見て愕然としてしまったのです🙀
その夜、ちゃ~が餌を食べ終わった頃ちゃと吉がふらりとやってきました。ちゃ~は嬉しそうに、本当に嬉しそうに小走りで「あなた~」と聞こえそうな感じでちゃと吉に駆け寄りました。
しかしちゃと吉は「ケッ、お前なんかにゃようねえよ」と言わんばかりに踵を返し去っていってしまいました。
ちゃ~はそのちゃと吉の去っていく姿を呆然と見送っていました。
ちゃと吉は動物の勘の良さでちゃ~の不妊手術を察知してしまったのでしょうか?
私はちゃ~の後ろ姿を見ながら
あぁ~、なんてことしたんだ、私は取り返しのつかない事をしてしまった。ちゃ~に何て謝ろう、もう泣きたくなりました。
TNRは全て人間側の勝手な都合でするものです。
猫だって恋をしたい❗
猫だって子孫を遺したい❗
猫だって子育てしたい❗
私達はそれを全て猫から奪っているのです。
とても罪深いことだとは思いませんか?
それでも私達はTNRをしなくてはなりません。
T ・・・Trap (捕獲)
N・・ ・Neuter(手術)
R ・・・Return (元に戻す)
その人間の都合でTNRされてしまった猫に報いる方法といったら、いうまでもありません。
ストリートキャット(飼い主のいない猫)からコミュニティキャット(地域猫)にすることです。
地域猫になると今までは飼い主のいない猫だったのが地域の飼い猫になります。
地域猫活動は人間の都合で不妊去勢してしまった猫の一世一代を地域住民の理解と協力の和(輪)をもって全うさせることです。
TNRと個人餌やりさんだけで猫は幸せにはなりません。地域猫活動の周知がないと猫嫌いな方は嫌いなままです。餌やりも何らかの都合でできなくなってしまうと、猫は空腹を抱えてじっとしてる筈もなく、ゴミ箱や池の魚を取ったりでたちまち大問題になります。
地域猫活動は日陰者の野良猫を日向猫にするのです。
いつもいつも地域猫ばっかりで耳にタコだよと言われそうですが、今飼い主のいない猫に手をさしのべてくださっている方々に本当の地域猫活動を取り組んで頂きたい一心でございます。
保護譲渡はキリがありません。
何卒、本当の地域猫活動が広がりますように🙇
本日も最後までお付き合い頂き有り難うございます。
感謝しております。
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