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ももすい
2021年4月25日 15:10
朝井リョウさんの小説はいつも、この人は何を考えているんだろう。どうしてこんな文章を書くことが出来るような世界観を持っているんだろうと思うことが多い。今回もそんな予感がして、しかも自分は絶対こっちの方が読後のモヤモヤを抱きしめられるような気がして、『正欲』を読もうと思った。朝井リョウさんの作家生活10周年記念作品の〔黒版〕といわれる作品これは読み始めた時、何が起きているのかわからない。
2021年3月19日 18:02
新井和宏さんの『持続可能な資本主義ー100年後も生き残る会社の「八方よし」の経営哲学ー』を読んだ。今の社会、生きていると誰かが損をして誰かが得するしかないように見えてきていた。それは現状の資本主義というものが作ってきた世界で、私はその固定概念を植え付けられていたのかも。「企業は社会の公器」この考え方の重要性を感じた。関わっている人たちみんなが目指す明確な方針や理念をもってして、進んでい
2021年3月5日 16:06
100分de名著の『資本論』の回が非常に売れている?ということでミーハーな親が、本屋さんの陳列戦略にひっかかって買ってきた。まだまだ全部読んだわけではないけど、自分が少し感じていた違和感が説明された気がした。少し書こうと思う。**違和感を抱き始めた時のことある会社のビジネスコンペのための新商品プランのプロジェクトを手伝ったことがある。新しいニーズを見つけて、モノやサービスと
2021年2月5日 20:12
日日是好日を読んだ。実は映画が公開された時に、樹木希林さんの遺作と聞いて、内容知らないながらに観ていた。本の方を読んでいなかったので、映画を観た当時は「ほっこりした、なんだか心が少し洗われた感じ」という何とも言えない感想しか生まれていなかった。正直よくわからなかった。しかし、本を読んでみると、自分の中に情景がすっと入ってきて、すごく考えさせられた(小学生みたいな感想、、
2021年1月10日 22:39
「フリーター、家を買う。」を読んだ。テレビドラマに昔なっていたから(観たことはないけど)なんかポップなホームドラマみたいな物語なんだろうなくらいに思っていた。びっくりした。内容があまりにも自分の想像していた感じと違った。それに正直少し自分の家族と重なるところ、自分自身と主人公が重なるところがあったからだ。まだ新卒の就活真っ最中だから「もしかしたらこんな未来も無きにしも非ずか
2021年1月29日 14:30
見出しの画像、、我ながら、ポップな感じに日本が大まかに分かるデザインになったのではないだろうか、、ちょっと満足。それはさておき、、やや古い本ではあるが読みやすそうだということで手に取ってみた。ラジオでの対話を文字に起こしたような形で書かれている本。合間合間に手書きの図も示されていて、国同士の位置関係も視覚的で非常に分かりやすい。適宜、章ごとのポイントも書かれているので、ふと