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叶えられた夢(3.理解されない夢②)

(前回のお話はこちらから🔻)

(今回のお話はこちらから🔻)

「社長、社長、着きましたよ」

背中が痛い。

目を開けた。
フロントミラーから谷上さんがシートベルトを外し
車の外に出るのが見えた。

相変わらず窮屈な臭いがする。
左手のガラス窓から見慣れた白い壁が見える。

ああ、俺の家だ。

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3,623字

親の勧められるまま地元で就職をした「かずお」 ある日めざめたら忌まわしい身体になっていた 叶えられた夢 第二章になります。

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