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書き方を変えたら、「響き方」が変わりました。




♡ 0




1ヶ月経っても、ずーっと。

0 のまま。


私の note デビューは、こんな感じでした。


思いつきで書いたし、そんなにダメージはなかったです。
「まぁこんなもんだよね」って、見る専に戻りました。


そんな私がまた note を書き始めた理由と、
note を始めてからの気づきをお話します🌷




初めて note を書いて、全然反応がなくて、見る専に戻った私。


児童文庫への愛があるので、
児童書作家さんの note をたびたび読みに来てました。

そんな中、花千世子さんの note がきっかけで、ある出会いがありました。


(リンク貼れてますか……???)


応募期間は終わっていますが。
藤原華さんのコンテスト。


「なぜ、私は書くのか」というテーマに惹かれて、リンクを開いて、藤原華さんのお手本を読んで。


ふるえました。

いちばん響いたのは、
どんな思いで、書籍編集者をやっていたか、わかりますか。
という話。

審査してくれる書籍編集者は、「もう本なんて作りたくない」って思ってるかもしれない。
「もう会社やめたい」「もう限界だ」「編集者になんかなるんじゃなかった」、そう思ってるかもしれないんです。


本文では、本当に丁寧に丁寧に、
順を追って書かれています。

私が流れを無理やり断ち切って、ポイント(と私が感じた部分)だけ持ってきたので、
気になった方は本文も読んでほしいです。



私ね、
いちばん最初に書いた note 、「読む人の気持ち」なんて考えていなかったんです。

「読みたいもの」ではなく、「書きたいもの」を書いていた。


でもよくよく考えてみれば、私自身が「読みたい」と思わないものは、
他の人が「読みたい」と思う可能性も低い。




気を抜くと、他の人をまるで、機械のように感じてしまうことがあるんです。

「面接官」「審査員の人」「試験監督の人」「学校の先生」「店員さん」「大学生」



自分が「店員さん」になって初めて、
肩書きの向こうに生ぬるい現実があることを知りました。


自分が「大学生」になって初めて、
大学生がちっぽけな存在であることを知りました。




「店員さん」を外から見た時に見えなかったように、
「大学生」に憧れていたときに気づかなかったように。

note を書いたときも、見えていなかったのです。想像が足りなかったのです。
note を開いて読むのは、私と同じ人間なのに。
その実感が、まるでなかった。


華さんの文章を読んで、
私と同じ、色んなことに振り回されて悩んで笑う人たちが読んでいるんだ
と気づけたのでした。



これまで書いてきた「私が書きたい文章」をやめて、
「私が読みたい note を書こう」って。

note をまた書く気なんて1ミリも無かったのに、
読み終わったときに思ったんです。



華さんの note にハマって、もう一つ、読みに行きました。


これを読んだら、どうしてもどうしても。
前に書いた note を書き直したくなりました。



  • タイトル

高校を卒業して、1年とすこし。

      ↓

(after)子どもっぽい自分が嫌になる。


  • 書き出し

ふとした思いつきで、はじめてnoteを書いてみる。

       ↓

(after)気づいたら、19歳だったんです。


  • 本文

はやく大人になるって、自分でコントロールできることじゃないなぁと気づいたから。

        ↓

(after)
「周りが求める自分」に、
「肩書きにふさわしい自分」になろうと、

かなりもがいてから、気づきました。

わたしは「私にしかなれない」。



♡ 2



すごくびっくりしました。
だって、書きたいことはほとんど変わってないのに。

むしろ、先月書いたときの方が気持ちがフレッシュで、
魂こもってたはずなのに。

1ヶ月、ずーっと ♡ 0 だったのとほぼ同じ(?)内容の記事が、
たった数分で ♡ 2 。


その後も少しずつ増えて、いまは ♡ 8 。



書き方を変えるだけで、
響き方が変わるんだって。

思い知らされました。



そしてね、
書き方を意識し始めて気づいたことが、もうひとつあるんです。


書き方が上手な人の文章ほど、「工夫されてる」ことに気づけない。



この前、(というか今日、)私が大好きな方のブログを読んでいて、

あ、れ…………?
このブログ、太字で読みやすくされてる…?
しかも広めの改行があって、読み飛ばしやすいようにされてる…
あれ?  タイトルもすごく魅力的…
そして、するっと本題に入ってくれる…

って、衝撃を受けたんです。

何度も何度も読みに来ていたのに、
書き方を工夫し始めてからも読んでいたのに、

今日まで気づかなかったんです。


こんなに工夫されてて、
すっごく中身がステキなんだから、
そりゃ読みに来たくもなりますよね…………(遠い目)


(言葉に触れるたび、「こんな人になりたいなぁ」と思う、大野さくらさんのブログ。
この記事は note を書いてる人にもきっと参考になるなぁと思ったので、引っ張ってきました。
「幸せに生きる敏感さんを生み出す心のサプリメント」という肩書きで活動されています。)


これからの私と「note」


こんな感じで再開した note だから、
「信念」みたいなかっこいいものはありません。


書くのが大好きだから、
「勉強したことを試してみる」ことが大好きだから、
いまも note を書きに来ています。


あと人と交流するのが好き。
note のみなさんほんとに優しくて。


たぶんこれからも、気まぐれで書きたいときに書きに来ます。

「色んな人に読んでもらいたいな〜」と思ったらタイトル頑張って考えるし、
「届く人に届けばいい」スタンスのときは、ありのままの気持ちをタイトルに乗せるし。


9月末から大学での授業が再開するので、投稿頻度は落ちそうです。
でもその分、書くときは、心をこめて書きたい。


華さんの、読むだけで背筋が伸びるような文章もほんとに大好きだけど。


この記事を読んで、
「自分が書きたい文章」について考えさせられました。


朝日みうさんの文章、ほんとに素敵なんです。
ここに書いてあること、もうすでに体現されているように感じる。



これを読んだあと、自分の note を読んで。
あ。私戦ってるな〜〜って感じたんです。


「負けたくない」「なめられたくない」みたいな謎の気持ちがあって、
気持ちが強張ってる感じが文章に出ているなって。


自分が子どもっぽすぎて、ここから抜け出さなければいけない焦りがあるんです。

戦えるようになりたい。
自分と大切な人を守れる力がほしい。
そのために武器を調達して携えたい。

そういう気持ちが存在するんだけど、ずっと気持ちを強張らせてるから、くたびれてきました。



もっと、肩の力を抜いた、自然な文章が書けるようになりたい。です。
(こうして書いてる間も、とても肩の力が入っている)

あと、読む人の気持ちがほっこり緩まるような、そんな文章が書きたい。

そう思って書いたのがこの前の note でした。


ゆるゆる〜っと、友だちに話すみたいな穏やかな気持ちで書いた note 。
結果、あんまり読まれなかったけど、気持ち的には満足です笑。



ちなみに、いちばん最初の note はこちら。(現在は下書きに戻してあります。)

高校を卒業して、1年とすこし。

ふとした思いつきで、はじめてnoteを書いてみる。

思ったことを、自分のために文字でつづる。

今日から7月になるみたい。★
早いような、早くないような。

高校を卒業して2年目。
ようやく、大人として扱われることに慣れてきて、
「大人」って言われることに慣れてきた、気がする。

ふと気を抜くとまだまだ子どもで、
子どもっぽい言動だなぁと、口にしてから、動いてから気づく。

はやく大人にならないとって焦っていたけど、
最近はすごく気持ちが落ち着いている。
はやく大人になるって、自分でコントロールできることじゃないなぁと気づいたから。

子どもっぽい自分を愛しながら、
ゆっくりと大人に近づけたらいいな。

★「1ヶ月前」って思ってたけど、どうやら7月の始めに書いたようです。
2ヶ月前だった。

↑こっちが改変版。(表紙が無いのがとても味気かったので、急遽追加)


そしてやっぱり、落ち着かない私のこころ。
あせり、ふあん、あせり。

でも一歩ずつしか進めないのだ。



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