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トランペットのアンブシュア。
耳下腺腫瘍手術 99日目。
昨日、術後98日目にして、ようやくlevel4まで戻った気がすると書いた。術前のレベルまであとひと息。なんだけれど、術前がどうだったのか、しかとは思い出せなくなってる。どんなふうに吹いてたのか、どんなアンブシュアだったのか?
明確にわかる指針としては、術前にはできていたはずの
1.ハイBが出せるか。
2.吹けていた書き譜ソロが吹けるか。
3.バンドの譜面をまっとうできるか。
この3つがクリアできていないので、まだ元通りのlevel5ではない。
ところでアンブシュアについて、術前とは大きく変わってしまった、というか、正解な方向に変われたような気がする。
ある人の助言で、音楽学校でトランペットを学んだ人が書いたnoteの「アンブシュア理論」という記事を読んだ。理論と言えるほどのものかどうかは疑問だったけど、
唇をリラックスさせる、唇の薄い方が有利など、ほぼアグリーな内容だったけど、「唇の厚い我々は、薄い人に匹敵するように、唇を巻き込む」という表記について、半ばアグリー、半ば否定だった。
術前には下唇を巻き込む感じで高音を出していた。そして術後も、無理して高音を出す際にはそのようにしてる。が、どうもやはり違うような。
dai kimotoという素晴らしいトランペッターの動画で、やっぱりそうだよね!と納得した。
唇は巻き込んだり横に引くのではなく、真ん中に寄せる。口をすぼめて爪楊枝を加えるように。これは、私がこれだろうと思っている口笛を吹くように、というのと似ている。
そしていま、術後に実践しているのがこの方向だ。まだハイB以上に届くかは達成できていないけど、兆しはある。焦らず地道に続けていこう。死ぬまでになんとかね。