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2番ラッパはアドリブル。

この3月で、市民バンドOsaka Swing Labというアマチュアビッグバンドに入れてもらってちょうど一年。ラッパ再開から半年も経たない時点での無謀な試みでした。

幸か不幸かラッパ陣が人手不足で、当時継続的に練習に参加しているラッパは私しかいなかったため、2番の楽譜を渡されました。

ビッグバンドを知らない人のためにおさらいしとくと、通常のメンバーは、ピアノ、ベース、ドラム、ギターのリズム陣、テナー、アルト、バリトンというサックス陣5人、トロンボーン4人、トランペット4〜5人という17〜18名で構成されます。4〜5人のパートは、それぞれ1番から4番という音域の異なる楽譜を担当してハーモニーを作ります。
トランペットの場合、概ね1番がメロディを吹き、かつ高音域を担当するリードトランペットと呼ばれます。従ってハイノートヒッターである最も上手い人が1番を担当し、2番以下がハーモニーを担当します。アドリブソロがある場合、1番の楽譜にある場合もあるけれど、1番の負担軽減のため、主には2番ラッパが担当し、場合によって他の人に振り分けます。

という流れで、普通は上手な人が担当するはずのラッパのソロパートは1人しかいない私が担当し、ヘタレラッパの私としては、練習する良いチャンスを得ることができたのでした。ラッパ再開期間は短いけれども、昔とったキネヅカというやつで、なんちゃってアドリブでこの一年を乗り切ってきたわけです。

さて、本題はここから。最近、しばらくお休みしていたラッパの2人が戻って来て、ようやくラッパ陣の体裁が整ってきました。それでソロパートも独り占めできないかなと、他の人と分担することにしました。アマチュアなので、プロみたいにはできないけれども、どのメンバーも自由にアドリブソロを披露できるバンドがかっちょいいと思います。でも本音を言えば、貪欲に独り占めして練習に励みたいのですけどね。4番担当で、アドリブ要員というのが、私の理想です。上手くなったらね。

で、アドリブ担当の振り分け、他のビッグバンドでは、どうしてるのでしょうね。

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