2年後のゴルフウェアを作る大手メーカー
ゴルフウェアといえばやはり、テイラーメイドやキャロウェイなどの大手さんはやはり安定して人気です。
各社さん、クラブなどギアの展示会は2-3年先のもの扱いますが、そのタイミングで新作のウェアも必要です。つまり、大手ゴルフメーカーさんは
2年後の洋服を
今、作っているわけです。
流行もへったくれもありません。
いや、流行はある程度予想できるかもしれませんが、世の中でいま、この瞬間、よしとされている感覚までは反映できません。
これが大手ゴルフアパレルメーカーの現実です。全部が全部このサイクルで作っているかと言われたら、それは否。詳しい内情はわかりませんし、もちろん例外もあると思っています。
エースの強みは私たちが今欲しいものを小ロットで、最速で作ること。トレンドはもちろん、体感としての”今”を大事にして、リアルタイムで着たいものを作り続けています。
業界精通者から見るゴルフウェアの現実
アパレル業界に勤続30年以上の方が、わたしたちと仕事をするようになって某ゴルフ雑誌に目を通した結果のコメントは
”モデルでさえもあんなに着られてたら一般人が着こなすの無理じゃない?”
”あのカラーとあのデザインはありなの?いいの?”
そう真顔で聞かれてしまいました。
私たちはゴルフ経験も長く、ゴルフウェアがどんなものであるかも知っているので、ゴルフウェアといえばこういうものというイメージが出来上がりきっており受け入れてしまっていますが、業界人からしたら、かなり衝撃だったようです。
なぜ大きなサイズのウェアになってしまうのか?
もう一つ、この業界に入って知った事実があります。私たちもずっと疑問でしたが、なぜゴルフウェアがここまで大きいのか。
それは購買層が40~50代だから。メインターゲットの年齢が私たちではないため、サイズ感やデザインもしっくりこないに決まっています。
大手メーカーであればやはり重要なのは売上です。
打ちっぱなしに言っても9割は男性。女性といえば、まさに40~50代の方がいるかどうか・・・?というのが現状でJOKERSも同じ感覚をお持ちだと思っています。
細いウェアにどれだけニーズがあったとしても、その市場がニッチであればあるほど、お金にならず会社としては簡単に動けません。
洋服を生産して売る会社を営むからには、たくさんの枚数を売ってジャンジャン利益を出さなければなりません。ましてや158cmと162cmなんて微差みたいなもの。ここまで細かくサイズ展開していたら商売になりません。
本当にトチが狂ったことを始めてしまいました。
商売にならないのは正直私たちも同じですが、唯一異なる点は私たちは当事者であり、一般人であること。どうしても欲しい理由や悩みがあり、さらに着るウェアがなくて困っている同年代も見てきました。
エースのウェアは細すぎる、短すぎる、さまざまな意見があると思いますが、極端な話、太いシルエットや丈が長いウェアは他社でも手に入ります。
そんな考えのもと、エースにしかできない独自の価値を信じて私たちは今日も日々仕事に励んでいます。
それではまた明日 :)
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p.s.
今でこそ細身のウェアを中心に点改定しますが、いずれは全サイズ網羅していきたいと考えています。
全商品、スタンダード・タイトラインに対応。
身長が高い方や、ややぽっちゃりめの方、バストが大きすぎるなど、みなさんいろんなお悩みをお持ちだと思いますが、その小さな悩みに寄り添えるブラントとして展開してくのが私たちの目標です。
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