『それであなたはどう思うの?』
私たちは姉妹でゴルフアパレルブランドを経営しております。
そんな私たちには暗黙のルールがいくつもあります。
暗黙のルールというか根底に根付いている価値観のような表現の方が近いかもしれません。
自分の常識は他人にとっての非常識
エース(私たちのブランド)は拡大させたいと考えているので、この ”私たちならでは感覚” を組織文化として伝えていくため今のうちから言語化するようにしています。
意見を主張する力
日本と海外を比較した時、「自分の意見を主張する力」というのは日本人は少し劣っていると考えています。ある意味それは日本人ならではの国民性で、優しさや気遣い精神からくるものであるということも頷けます。
相手の気持ちを汲み取る能力が長けているからこそ、+αで「意見を主張する力」が備わったら素晴らしいパワーを発揮すると思うのです。
海外ではディベートの授業があったり、多様性が重視される教育環境で育ちます。日本ではどちらかというと多様性よりかは協調性が重視された環境で育ち、個の意見を主張する場面はなかなかありません。
そんな風に学生生活の締めくくりのビッグイベント、就活では個人の意見がこれでもかというほど求められます。
「会議中は発言しよう。
発言しないなら出席する意味がない」
てきな言葉、一度は聞いたことがあるかと思います。
これを読んでる学生の皆さんも
いつか聞くことになると思うので
ぜひ予習しておいてください。
私も新卒時代にこの言葉を知りました。
ですが、
右も左も分からない新卒の私が
部長や先輩社員を前にして意見できるか?
と言われたら
・・・できません
わたし、何かを意見することには
あんまり臆さないタイプです。
みんなの前で話すことも嫌いじゃない。
でもそれとこれとは別でした。
下手な発言して、バカと思われたくないし。
あなたの発言に価値がある
このnoteのテーマは
学生時代や数年前、
社会人になりたての頃の私が
役に立てる内容を発信すること。
にも関わらず
正直、この問題における
ベストアンサーはまだ見つけられていません。
ギリできるアドバイスとしては
新卒のうちはできるだけたくさんの失敗をした方がよくて、新卒ならわりとなんでも許されるから大丈夫ということくらいでしょうか。
頑張って発言して
とにかく場数を増やして
としか言いようがありません。
急に雑ですみません。
ですがその中で、
知っておいてほしいこと。
私たち側(上司とか先輩社員)は
「あなたのフレッシュな
意見を聞きたいと思っている」
ということです。
その中で、私たち側がすべきことは
心理的安全性をどれだけ高められるか
だと思うのです。
”発言しても大丈夫” と、まずは安心してもわないことには活発な議論は生まれません。
仲間たちの発言は何よりも価値があることだと考えています。
私たちと目線が違うからこそ、いろんな角度からの意見は必要で、賛同できるものもあれば、賛同できないものもあるはずです。
ですが、その中で生まれる議論は全て必要なプロセスだと思うのです。
リクルートでは「お前はどうしたいの?」と聞く文化があるように、私たちは「どんな意見にも価値があるから、ぜひその意見を教えて」と言いつつ、その受け皿を作って行きたいのです。
最後に、最近読んでた本に書かれていたフレーズを紹介します。
「あなたのアウトプットがいいものかどうかを評価するのはあなたではない」
それがどんな意見であっても、
受取手によって価値は変わります。
仮に「電車に挟まれた。最悪。」みたいなアウトプットだとしても、誰か読み手によってはクスッと笑って、「まあ私も頑張ろっかな」と元気づけられるケースもきっとある。
どんな角度の意見でも価値がある。
価値ある意見かどうかを決めるのはあなたじゃない、ということを皆さんの胸に留めておいてもらえたらと思います。
それではまた明日 :)
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