ゴルフコースデビュー⛳ゴルフ場での一日の流れをご紹介【後編】
前回は、ラウンド開始までをご説明しました。
今回はいよいよラウンド開始です。
いよいよスタート
スタート前に、自分のスタートがOUT(1番)なのかIN(10番)なのかを確認しておきましょう。
キャディさんがいる場合は、キャディさんの指示に従いましょう。
キャディさんには自分の名前、クラブが何本なのかを伝えます。伝えておかないと、もしもラウンド中にクラブを忘れても確認が取れません。
スタートホールに着いたら、銀の筒に打つ順番を決める棒が入っていますので、その棒を同伴競技者に引かせましょう。
銀の棒が4本入っていて、1本線から4本線までが書いてあります。1本線であれば、1番目、2本線であれば2番目に打ちます。接待ゴルフの時には、率先して持っていくと良いでしょう。そして、いよいよスタートです。
スタート前に、ボール、ティー、グリーンフォーク、マーク、手袋をポケットに入れておきましょう。ボールは2~3球入れておくと良いでしょう。
1打目を打つ前に「今日1日よろしくお願いします」と挨拶をしてから、1打目を打ちましょう。
緊張するかもしれませんが、リラックスしていきましょう!
喉が渇いてしまった
茶店で飲み物を購入しましょう。お茶やスポーツドリンク、アルコールも置いてあります。
茶店にいるゴルフ場の方に、お茶をくださいというと、現金ではなくロッカー番号と氏名を記入するだけで購入できます。ゴルフ場によっては、自動販売機しかないところもありますので、多少の小銭を持っておくとベストです。
もちろん何も買わずに休憩だけでもOKです。お水は無料で飲めますので、有効活用しましょう。夏場は冷たいおしぼりがでたりします。前の組が詰まっていて進めないという時や、夏の暑いときはクーラーがきいていますので、クールダウンしましょう。
また、キャディさんがとても親切だったというときや、すごく頑張ってくれていると感じたら、お心付けというのが茶店にありますので、キャディさんにあげるのもいいでしょう。
お心付けというのは、500円~5000円程度で自分で金額を決められるいわば、チップのようなものです。ゴルフ場によっては、金額が一律で決められているところもあります。あげるもあげないも、個人の自由です。心づけ以外にも、お茶等を買ってあげるのでもいいでしょう。お茶や心付けをあげなかったからどうこうというのはありませんが、知識として覚えておきましょう。
ハーフ9Hが終わったら昼食を
9Hが終わると昼食の時間です。クラブハウスに戻る前に、後半のスタート時刻を聞いておきましょう。昼食の時間は大抵1時間程度です。昼食は、クラブハウス内のレストランで、同伴競技者と一緒に同じテーブルで食べます。メニューから好きなものを選びましょう。
ドリンクもお茶からアルコールまで基本は何でもあります。こちらも清算は、すべて後払いでロッカー番号と氏名を記入すればOKです。
マイ水筒を持っている場合は、氷や水は無料で入れてもらえるので、活用すると良いでしょう。
後半のスタートは?
時間に間に合うようにレストランを出ます。どんなに遅くとも10分前には出ましょう。
また、お手洗いも必ず済ませてからスタートするようにします。
午後のスタートの打順は、9番ホールもしくは18番ホールのスコアの良かった人から打ちます。
後半のスタートでは、銀の棒で打順を決めることはありませんのでお間違えなく。銀の棒のくじ引きは、朝イチ最初のホールの1打目の打順を決めるものです。
18Hが終了したら
スコアの確認をしましょう。自分のスコアだけでなく、同伴競技者のスコアも確認します。そして、クラブ確認をして間違いがなければサインをします。その時にキャディバッグの番号札をもらえますので、キャディバッグを引き取るときまでなくさずに持っていましょう。郵便で送る場合は、郵便ですと伝えましょう。
万が一、何か足りなかった場合は、どこかのホールに忘れてきている可能性が大。すぐにキャディさんかゴルフ場の人に知らせましょう。後ろの組の方が拾ってくれていることが多いです。
逆に、自分が回っているホールで前の組の落とし物を見つけたら、拾ってカートに乗せておきましょう。クラブハウスに戻ってから、マスター室に落とし物を届けます。
入浴したい
クラブハウスに戻ったら、お風呂場がありますので自分のロッカーから荷物をもって行きましょう。バスタオルはゴルフ場で用意されていますが、持ち帰りは厳禁です。
ゴルフ場のお風呂はとても広く、露天風呂やサウナがあるゴルフ場もあります。ゴルフ後のお風呂を楽しみにしている方もいるくらいです。満喫しましょう!
お茶をしてから帰りたい
ラウンド、入浴が終われば、そのまま清算をして帰るのも当然アリですが、
昼食を取ったレストランで、お茶をすることができます。デザートや軽食も食べられます。
アルコールもありますが、車の運転がある方は控えましょう。
同伴競技者と今日1日のラウンドを振り返るのも楽しい時間です。
昼食時と同様、こちらもロッカー番号と氏名でOKです。
お土産を持って帰りたい
お土産はほとんどのクラブハウスで売っています。その土地の名産品であったり、卵や野菜、パン、アップルパイなどゴルフ場により様々ですが、結構良いものがあります。家族がいる方は、買って帰ると喜ばれるでしょう。
また、接待ゴルフの時は、今日1日のお礼と今後もお願いしますという意味を兼ねて、何かしらの手土産を渡すと良いでしょう。個人的な意見ですが、手土産を渡すと渡さないでは印象が全然変わる気がします。
私は、接待ゴルフの時には必ず買って渡すようにしています。お土産は売り切れない限りいつでも購入可能です。朝、受付を済ませてすぐに買っておくのも1つの手です。お土産は最後の清算の時まで、クラブハウスで保管してくれていますので、帰り際に受け取りましょう。
清算は?
最後に必ず清算をしてからゴルフ場を出ます。朝受付をしたところで、ロッカーキーを渡すと清算ができます。この清算では、今日1日かかった全てのお金の清算です。(プレー代、練習場コイン、昼食、飲みもの代、お土産代等)
お支払いはカードでも現金でもどちらでも可です。もちろん、領収書ももらえます。
キャディバッグは?
キャディバック引き取り所のようなところがありますので、ラウンド終了時にもらった番号札をそこでゴルフ場の人に渡しましょう。
出口まで持ってきてくれますので荷物を車に積み込みましょう。
最後にゴルフ場を出る前に、忘れ物がないかチェックしましょう。シューズの忘れ物や、うっかりロッカーキーをポケットに入れたまま帰宅してしまった、というのはありがちです。
しっかり確認をしてから、ゴルフ場を出ましょう。お疲れさまでした。
以上がゴルフ場での流れです。
かなり細かいところまで解説しましたが、これらを覚えておけば困ることはないでしょう。それでもわからないことがあるとは思いますが、素直に同伴競技者に聞きましょう。
1度行ってしまえば、なんてことはありません。
楽しいゴルフライフにぜひ役立てて下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?