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資産2500万・32歳男性の道のりと暮らし

こんにちは、節約ももこです🍑
今回はいつもとちょっと毛色の違う内容を書きます。

少し前のことですが、ひょんなことから、資産2500万を持つ32歳男性と話す機会に恵まれました。

彼は、4大卒、中小企業の営業マンで、年収500~600万円。
年齢から考えてやや高年収であることを考慮しても、社会人歴10年で資産2500万というのはかなりの貯蓄上手ですよね。

当時の私の貯蓄はわずか15万円でしたから、「なぜそんなにお金持ちなのか」「普段どんな生活をしているのか」と興味深々で男性の話を聞きました。
彼の投資の知識、金銭感覚、価値観は私の知らない(もしくは対極的な)世界だったので、学ぶことが色々とありました。

今日の内容は、
・貯蓄がまだ少ない方
・節約をがんばっている方
・資産数千万レベルのお金持ちの思考を知りたい方 向け。
あくまで一人のモデルですが、少しでも参考になればうれしいです。



資産2500万までの道のり

①20代後半まで実家暮らし

彼は、新卒から社会人5年目まで実家暮らししていました。
一人暮らしであれば家賃・水道光熱費・食費・雑費などで月10万程度はかかるので、仮に実家暮らしで家に月3万入れていたとしても、毎月7万円程度多く貯蓄に回すことができます。
毎月7万円=年間84万円。もし社会人5年目まで実家暮らしだった場合、一人暮らしに比べ5年間で420万円多く貯蓄することができます。
そのようにして、彼はまず貯金ベースで順調に資産を増やしました。

②転職(店舗スタッフ→営業職)

1社目も年収は低くはありませんでしたが、転職して年収UPに成功しました。これにより年収は数十万ほど上がり、貯蓄スピードが加速しました。

③コロナ前から投資を始める

その潤沢な預金を元手に、彼はコロナ前から投資を始めました。
お金の勉強をしたことに加えタイミングもよかったため、コロナ禍以降、平均より高利回りで資産を増やすことに成功します。
また、オルカン、個別株、金など投資先を分散してポートフォリオを組むことで、より確実に資産を増やす体制を組みます。

④iDeco、ふるさと納税を活用

節税や控除としてiDecoとふるさと納税を始めました。
この2つの制度も資産形成の下支えとなりました。

これらにより、預金5年+投資など5年、計10年間で資産2500万を達成しました。


資産2500万持ちの暮らし

①将来の資産価値を見据えハイブランド品を買う

彼は営業という職業柄か清潔感があり上品な印象。特に特徴的だったのはバッグ、財布、時計、ブレスレットはハイブランドのモノを身に着けていたことです。
モノに個人的好みはあまりないようで、選定基準は「将来資産価値が上がるかどうか」とのこと。
そのため、カルティエの時計の価格が購入時と比べどれくらい高騰したかなどが興味の対象となっているようでした。

②必ずしも高級品ばかり買うわけではない

ハイブランド品を好む一方で、スーツと靴は、客先で体を動かし汚すことがあるから安物で済ませているとのことです。
お金を使うところ、使わないところの線引きが上手なのでしょう。

③効率性重視の生活スタイル

彼の中で、仕事もプライベートも効率性が重要なようでした。
その特徴がわかるのが、一貫して自炊せず、夕食は必ずnoshを食べている点。
自炊すると栄養バランスや献立に頭を使うし、買い出しや調理の時間がかかりますが、宅配の冷凍弁当であれば手間なく栄養バランスの整った食事ができるので、効率性重視の人にはぴったりなのでしょう。
また、ふるさと納税の返礼品は毎年必ずペットボトルの水。これで家での飲食は完結します。
そのほかにも、スーツは3着。シャツやネクタイなどの組み合わせで1週間で回るようにしているとのこと。
思考や時間の消費を最小限にしているところに、スティーブ・ジョブズ的な感覚が垣間見えます。

④百万単位の暴落でも平常心

数千万単位で投資をしていると、評価額が百万単位で変動することもあるとのこと。
数年投資をしていれば暴落も高騰も経験しているので、ちょっとやそっとでは心は乱れません。
ただし、ビットコインは数時間で急激に評価額が変わるので、仕事に集中できないためすぐやめたとのことでした。

⑤定時退社で結果を出し、効率的に年収アップ

彼はただ投資に詳しいだけでなく、年収を上げるための努力もしていました。
仕事で結果を出すための要点をつかむ力があり、限られた時間で最大限パフォーマンスを上げることで毎年着実に年収を上げているとのこと。
努力の方向性が正しいのだろうと思いますし、地頭の良さも感じられます。


いかがでしょうか?

お金に詳しくない私の生き方とは全く違ったので、お話を聞いて参考になることばかりでした。
実は、私が投資を始められたのは彼が楽天証券での証券購入の方法をレクチャーしてくれたからなのです。(彼に勧められた証券を購入したのではなく、元から決めていた証券の購入方法を教えてくれた)
小金持ちへの道筋を開いてくれた彼にとても感謝しています。

そして、資産2500万の彼と当時資産15万だった私を比べたときに、感じることもありました。
それについては次回のnoteで書いていこうと思います。

次回もお楽しみに🍑

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