自己紹介 #はじめてのnote
はじめまして、塗師の長屋と申します。
2025年は節目の年。きたる40歳に備えて何か新しいことをしてみたいと思いnoteを始めることにしました。
普段考えていることや、これまでの経験、これからのことなど、職人としてのリアルな生活を文字にして残していけたらと思います。
基本情報
・年齢 1985年生まれの39歳
・職業 塗師(漆を塗る仕事)
・趣味 ゲーム、読書
・所在地 島根県出雲市
・家族 夫と猫1匹
・今の状態 美大で漆を学び卒業後、13年間は普通の会社員をしながら漆芸作家の活動をしていましたが、2023年の9月からは会社を辞め漆芸家として生計を立てています
noteを始めた理由
社畜をやめて一年がたちました。心をすり減らした13年間でした。会社やそれに付随する物事、人々のためにそれが良いことだと思っていました。それに漆だけで食べていくことも難しいことだと思っていました。
でも色々なことがあって会社を辞めました。辞めざるを得ないことが起こりました。でも、大丈夫でした。なんとかやれてる、好きなことで飯が食えている、それってとても幸福なことです。
一年目でこれなんだから、この先だってきっと何とかしてみせる。だけどまだまだやりたいことやれずに、悩み苦しんでいる人も多くいると思います。誰かのために身を粉にしてやり甲斐搾取されている人はたくさんいるはず。
そんな人たちにとって、何か踏み出すきっかけになれれば良いなと思いました。漆に興味あるなし関係なく、食べていくのが難しいと言われている世界に、飛び込むか飛び込まないかで足踏みしている人に何か届けばいいなと思います。自分の経験談を中心に、考え方とかこれからのこととか、文字にして残していきます。(どんな社畜人生を送ってきたかはいずれ記事にまとめたいと思います)
2024年の振り返り
・会社員としての安心・安定を捨て、完全に個人事業主一本で生計を立てることがスタートした年
・厚生年金から国民年金になった。社会保険から国民健康保険になった。昨年収入ベースの税金に苦しんだ一年だった
・会社員時代はできなかった土日や長期間のイベントにも参加できるようになった
・会社員時代に培った営業力を存分に発揮して足で取引先をまわり自分を売り込んだ
・失敗も繰り返しながら少しずつ技術も磨いた
・なんとか一年を終えることができた、漆一本で家族を養うことができた
これから書きたいこと
今後は、自分がしてきた経験をもとに「自分の好きなこと、やりたいことで食べていける人」を少しでも増やすお手伝いができることを書きたいと思います。
お仕事のこと、生活のこと、お金のことをなるべくリアルに書いていきたい。「食べていくのは難しい」と言われる世界で、それでもやっていけるんだよという証明をしていきたい。若い人たちが安心してして目指してくれる業界にしていくため、失敗談も含め、これから起こるであろう問題や課題も記録していけたらと思います。
生活をしていかなければいけないから、家族を養わなければいけないからという理由で、自分がやりたいことに蓋をしている人多いと思う。また、「自分が本当は何をやりたいのか?」を考えないようにしている人もたくさんいると思う。
そういう人たちにとっての参考になったり、反面教師にしてもらえたりしたら幸いです。