藤井風さんの武道館ライブに行った話
※ライブレポートではありません!セットリストも"特にない"です。
2020年10月29日 木曜日
ときはきた。
18時定時の会社を15時で早退し、
速足で最寄り駅へ。
入場は17時過ぎからと知っていたけど
LIVEに挑む前に、どうしても靖国神社に参拝したかった。
靖国神社から出てフラフラしていると、
BUDOUKAN限定Tシャツを着てる人がちらほら。
白地に赤のロゴがみぞおちあたりにデザインされている、武道館=日本国旗を思わせる。
そしてついについに来た。
武道館が藤井風色に染まっている!!!!!!!
いるぞいるぞ!
倍率エグイ抽選に当選したつわもの達!
なんやかんやでいい時間になったので、
まずはトイレを済ませて、入場を待つ。
入場にもかなり気を使っていたのが分かった。
チケットに書かれたエリアによって、入場口を設け、
整列中にもスタッフの方に
「近隣の方と近くなり過ぎないように!」
とか
「間隔を大きく開けてお並びください!」
と、常に注意を払ってくれていた。
そして、このチケットは
1人一枚しか申し込めないので、ここにいる人たち、
みんなが"おひとり様"な訳だ。
だから、並んでる間にも私語は聞こえない。
こんなに大勢の人がいるのに、
笑い声や話し声がまるでない。
コロナ前の常識では考えられない光景だった。
だからこそ、スタッフの方の精一杯の呼びかけが
みんなにきちんと届いた。
ファンの方のマナーが非常に良い。
すごいことですよ、これは。
風さんのアルバムのタイトルにもなっているこの言葉。
HELP EVER HURT NEVER
(常に助け、決して傷つけない)
この言葉がファンの心の中にしっかり浸透していることがわかる。
ファンの方々の
絶対にクラスターなど起こすものか!
絶対にこの武道館ライブを成功させるんだ!
という、風さんに対する敬意、愛を感じずにはいられなかった。
私の席は2階席の後ろから3番目。
とても良い席とは言えないが、真ん中にドカーンと佇むステージはバッチリ見える。
しかもだ。
ここにいるだけでも、
スーパー超絶ミラクルラッキーだ。
私に「藤井風っていうすごい人がいてね!!」と教えてくれた友人は抽選に外れた。
そうだ、行きたくても行けない人、
ここに来たくても来れない人がたくさんいるんだ。
席がどうのなんていってらんない。
とにかく私は今この時を、思いっきり!全身全霊楽しむ!!
そうしないとバチでもあたりそうだ。
そして、風さんは本当に実在してるのかを確かめるミッションもあったw
自分の席に座って一呼吸。
2階席の上の方は上りがキツくて、すでに息切れ(笑)
椅子に座って呼吸を整えていると、
LIVE前のラジオが会場内を包む。
後になって、スタッフブログで知ったのだが、
みんな一人で来るから、待ち時間にどうにか楽しんでもらおうとして企画したものらしい。
ラジオでは、風さんのエピソードや、本人も出てきてくれて、
お優しいスタッフさんの意図通り、一秒も退屈せずに済みました。
本当にありがとうございます。
愛が深い・・・
本当はここから先のライブ中のレポートも書こうかと思っていたのですが、、、
とてもじゃないけど
今の私の語彙力じゃ伝えきれないし
この状況で、少しでも風さんが生んだ空間・音楽を
説明することが必ずしもいい事ではないと気付いた。
誰も読まないかもしれない、
誰の目にも止まらないかもしれないから
自由に書いちゃおう!!
とは到底思えない。
今、無理にあのライブをレポートしても
あとで見返して虚しくなる気がする。
言葉にできないあの光景を。
あの声をあのダンスをあの仕草、歌声、全部全部。。。
ここで私が文字にすることで
とてもチープなものになってしまう。
だから、この先は書けないけど
ライブが終わった後、しばらく放心状態で
ただ涙だけが出てる状態。
帰りの電車で正気に戻るも、一体何があったのか、何が起きていたのか。
私は誰?ここはどこ?
私の中の邪念を全て浄化されて、体も頭もライトになり過ぎた。
その後、何日かかけて、少しずつ思い出すあの高揚感。
普通48時間以内にOUTPUTしないと、
INPUTした情報は脳から消えてしまうと言われているのに。
その逆をきた、藤井風さんの武道館ライブ。
あの日から2週間近く経ってるのに、
今でもあのライブを思い出すと浄化されて
頭がぼーっとする。
もの凄いエネルギーだった。
ファンのみんなの波動もめちゃくちゃ高かった。
私は初めて肉眼で神様を見たのかもしれない。
本気でそう思わせてくれるライブだった。
纏まらなくてごめんなさい。
でも、ありがとうを伝えたかった。
愛が溢れたライブでした。
『愛』に包まれた。
スタッフの方々の風さんに対する愛。
風さんの創り出す音楽に対する愛がダダ漏れ。
"音"を"楽しむ"
【音楽】がこの世に生まれた意味を代言するかのような素晴らしいステージでした。
そして風さんやスタッフさんからのファンへの愛。
そして、私たちファンからの愛。
いろんな人のいろんな愛が沢山たくさん溢れ出ていた。
こんなに素敵な時間をありがとう。
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