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36歳の無痛分娩レポート 前編
4人の男の子を育てている36歳ももっほです。過去3度の分娩は普通分娩で頑張りましたが、今回はおそらく最後の出産になるであろうということと、前回の出産がトラウマ級に痛かったので(痛くない分娩はありませんが)自分へのご褒美ということもあり、無痛分娩にしました。日本ではまだまだ理解の浅い無痛分娩ですが、4回の分娩経験を記録しておくことで、世のおかあさんの助けになればと思い記しておこうと思います。
目次
全体の流れ
私は市外の産院で出産をすることになりましたが、36週のギリギリで転院をした経緯があります。理由はコロナ対策のため、通っていた産院では出産時の立ち合い、及び面会が一切できなくなりそうだったためです。無痛分娩に直接の関係はありませんが、このご時世色々イレギュラーなこともありますので、常にアンテナを高くしてそれらの判断を誤らないようにしてください。
無痛分娩の全体の流れとしては、下記のようなスケジュールが一般的なようです。もちろん産院によって変わりますので、ご参考にしてください。
①37週〜分娩予定日を決定
②分娩前日に入院
③分娩
④4日から5日間入院
前日入院の流れ
14:00産院到着
旦那さんに運転してもらって産院に到着!到着するや否や色々と忙しくなるので、余裕を持って到着するのが吉!私はギリギリ到着だったので、お別れのハグもできず笑せかせかと離れてちょっぴりセンチメンタルでした。
・看護師さんに必要書類提出・バスタオルを2枚渡す。
分娩室に行く
病院着に着替える・産褥ショーツに履き替える・トイレを済ます・ブラを外す・血圧バンドをする・心電図取り付ける。
点滴管・麻酔カテーテルを通す
今回の分娩で、一番怖かった部分がなんと到着10分後に行われるとは思っても見ませんでした。
点滴管は左手首に注射をするのですが、これがいつもの採血などの注射よりもだいぶ痛かったです。さした後もジンジンするし、血も滲むし、すごく痛かったです。
↑点滴チューブを畳んでネットの中にしまっておき、出産翌日までつけたままです。
そしてそして、無痛分娩を選択した方がいちばん気になったいるのは、背中に入れる麻酔用カテーテルです!!!!!!
結果から言うと、注射自体は大した痛みではないです。
麻酔科医の方がやってきて、世間話を始めます。(今思えば、これは少しでもリラックスさせるための配慮だったのかな?と思います)
「家はどのあたりなんですか?」とか「〇〇のホームセンターは・・・」とか他愛のない会話をしてくれました。
その間も、私はビクビク。
会話をしながら、背中を丸めて横向きになるように言われ、従う。
「チクッ」ちょっと「ビリビリ」としたけれど、痛みという痛みは感じず。
背中にカテーテルが差し込まれ、その上からテープで抑えられる。なので、仰向けになっても問題ないと言うことでしたが、やっぱり怖くて、背中をベタっとはつけられない不自由さはありました。加えて出産直前の巨大腹・・・点滴やカテーテルを気にしながら体重を移動させたり、起き上がるのが大変でした。
点滴とカテーテル挿入が終わったら、NSTを30分ほどして、15:00過ぎには陣痛室へ移動。
18:00 夕食
陣痛室は、シングルのベッドと簡単なクローゼットがギリギリ入るほどの狭いお部屋。臨月の状態だとベッドの登り下り等も一苦労なので不便でした。
そんな空間で夕食をいただく夕食にもまたワクワク!
19:00夜の診察
子宮口の開き具合を確認。やっと一指(指一本分開いている)と言うことで、バルーンを入れることに。
何回経験しても内診が本当に苦手。
バルーンは、もちろん違和感はあるけれど、痛み等は無く、こんなもんか・・・とと言う印象でした。
その後、歯磨きをしている際にバルーンが出てきている感じがして、ものすごい違和感!歩きづらいし、ずっと気になるし微妙にストレス。
22:00就寝
就寝中も、22:30と3:00にNSTで急に起こされたり、慣れない環境で眠りも浅く、何より、点滴・カテーテル・バルーン、そしてパンッパンのお腹、(ももっほの場合は痔とクラミジアの痒みも)とにかく色々な物を体に取り付けられて、熟睡できず。この日はお風呂はNG!入院直前に入念に体を洗って出産に備えるが吉です!
後編では、想定外なことだらけで、やっぱりテンパった分娩について引き続き書いていきたいと思います。