アル中の親を持つ子どもの気持ちと未来
両親ともアル中
母も父もアル中で、飲まずにはいられない、しかも酒に飲まれます。
両親とも、酔っ払って警察のお世話になった回数は数知れず、
近所の居酒屋や飲食店はほぼ全て出禁です本当に。
2人とも留置所に入ったことも何度もあります。
母はうつ病で週7回、朝から夜まで家の中で飲み続けています。
飲みに行く時しか家から出ない引きこもりです。
父は経営者でちゃんと仕事していますが、帰宅後と休日は絶対に飲みます。
仕事休みの日の前日は2回に1回は泥酔して大変なことになります。
(DV、虐待、傷害、警察沙汰など)
そんな感じなので、幼少期も現在も、シラフの親に会うことはほぼありません。
父が仕事に行き前の朝早くと、母が飲み始める前の朝くらいです。
アルコールで変わる人格
といっても前述した通り、そもそもシラフの両親に会う機会がほとんどないのですが、
泥酔する前の気持ちよく飲んでいる段階の親と泥酔してからの親との差はあります。
父は酔っ払ってなければ割とちゃんと父親で、子どもたちの生活を気にかけたり、将来を心配してくれていたりはします。
(酔っ払ってない父親なんてたまーーーーーーーにですけどね!)
母も普段は静かにただ淡々と飲んでいて、泥酔すると
泣き叫びながら子どもたちへの恨みごとを吐いたり、ODなどの自傷行為をしたり。
2人ともよく、もうお酒なんか辞めたいとか言うけどセーブするとかしてるところは見たことないです笑
子どもの気持ち
第一は「なんで飲むねん」「飲むなや」です。間違いない。
そして「もうすぐ泥酔する」「そろそろやばい」という恐怖。
酔っ払うといつも暴れて、泣いて、人様に迷惑かけて、
なんで飲むわけ?ってただただ疑問と軽蔑。
子どもたちへアルハラ
私たちが中高生になると、児童養護施設からの面会や外泊のたびに
「飲めよ」「つまんねえな」「うちらがそれくらいの時は飲んでたぞ」
と怒りながら言われていました。
本来面会や外泊中のアルコールは禁止というルールで行われていて、
それを親が守らなかったため大きなトラブルとなり1年面会禁止になっています。
(それに関する記事がnoteとインスタにあります)
卒園してからも、(大人になった今も)アルハラは酷いです。
大人になった私たちのアルコール事情
そんな親を持ったから、
「お酒が嫌い」「飲む人が嫌い」とかあるのかな?というと
それは私たちはありません。笑
遺伝には逆らえないらしい、子どもたち全員めちゃくちゃ酒飲みで強いです。
やっぱりそれぞれ大学など人間関係が広がっていく中で飲む機会はあって、
全員飲むようになりました。
でも絶対に「酒に飲まれるほど飲まない」です。
もう体と脳に染み付いた反応があるのでしょうか。
私含め兄弟みんな結構な量を好んで飲めますが、
トラブルになるようなことはないし、自分でセーブできます。
そして酒癖が悪い人とは飲みません。
私はお酒飲むから飲める人が好きだけど、酒癖が悪い人は嫌です。