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一時保護所の自由時間
数箇所の一時保護所にかなりの回数・年月保護されていた私が、保護期間中の自由時間
どうしていたか書きます✏︎
暇と言われる一時保護所
自由時間にできること↓
・DVDや録画してもらった番組を見る(いろんな映画とかアニメドラマとかある)
(順番制・一日何時〜何時、と時間制限あり)
・塗り絵や自由帳、折り紙など文具類の貸し出し
・漫画・小説の貸し出し
・ホール遊びや個別外出の時間(職員と一緒に散歩)
・CDの貸し出し、音楽が聴ける(予約制、時間制限あり)
思い浮かぶのはこんな感じです。
施設にもよると思いますが、漫画や小説の数は膨大でした。
ちなみに自由に部屋から出入りすることはできません。
布団を押し入れから出して昼寝するのも許されません。
毎日殺風景で何もない和室でほとんど過ごして、めっちゃ眠くなるのに寝ちゃダメなのがしんどかったなぁ・・・。
私の過ごし方
私はとにかく読書が好きだったので、
小学4年生にして当時出ていた東野圭吾さんの小説を制覇しました。(保護所にあった)
宮部みゆきさんや村上春樹さん、また数百冊とあった青い鳥文庫シリーズなどの学童向け小説も。とにかく凄まじい量の小説を長い保護所期間で読み漁りました。
漫画もたくさん読みました。ジャンプ系や少女漫画も本当にたくさんで。
CDを一緒に借りて、好きな音楽を聴きながら読書するのはとても好きでした。
読書が好きなのも、かなり幅広い本や漫画のことがわかるのも、保護所期間のおかげです。
私は長時間画面を見ると頭が痛くなるので、あまりテレビやDVDは借りませんでしたが、好きなアーティストのライブDVDがあったのでそれはs何度も借りて見ていました。
わりと楽しかった
他にも一時保護所に関する記事を出していて、そこに書いていますが一時保護所はかなり制限はあります。
退屈だし学校も行けないし基本人と話すこともあまりないしルールも多いし。勉強も遅れるし。
でも、地獄のような家にいるよりはよっぽど安心して過ごせる環境だったし、
常に誰か大人は廊下にいるし、順番は運ですが毎日湯船にも浸かれるし、
職員も基本的に優しいし、いろんな一時保護所にいったけどそこまで苦痛は感じませんでした。
一時保護所は子どもを守る場所
保護所に行ったら制限も不安も大きいと思います。
でも一時保護所は、子どもを守りその後の生活を考える大切な場所と時間なので、
イメージや偏見で一時保護所や児童相談所を避けて
問題のある家庭の中で苦しみを背負い続けるようなことはしないでほしい
なって思います。