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ラヴレターズ
こんばんは。よもぎです。
今ラヴレターズという色々な人のラヴレターを集めた単行本を読んでいて、お酒を飲んでいて、わああ、となったのでひとりごとを描き始めました。
普段は自分の研究に関連する本を意識的に読むようにしているので、小説はたまにしか手にとらないのですが。
自分の誕生日に自分がピンとくる本を一冊買おうと意気込んで本屋さんに行った時に手に取った本です。
それぞれもう会えない人や、はたまた身近な人に宛てた想いを綴った本です。なんだか、こういう誰に伝えるでもない気持ちを覗き見できることに背徳感を感じつつ、読み進めています。
この本を読んでいて、愛って祈りなのかな、と感じています。
自分なりにフロムの「愛について」とかを読んだり、ニーチェやプラトンとかの古典を通じて愛ってなんなんだろうとふわふわ考えているようなお年頃なんですが、理系ぽく愛を定義づけるほど野暮なことはないな、と実感しました。
誰かを思って、心臓が動いたら、もう十分だな。
一人でいる時に、その人を思い出したら、もう十分だな。
と。
欲を言えば若干23歳のクソガキな私が、誰かの幸せを願うだけの日々を手に入れられたら、もう満足な人生だったなと思えるのかな、なんて。
私の知らない誰かが私の知らない誰かに宛てたラヴレターを覗き見しながら思っています。
酔っ払いの独り言です。
おやすみなさい。