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向けられた感情の大きさがわからない人間

こんばんは。もぬんこです。
人の機微を感じ取る事にそこそこ長けているのですが、何故か私に向けられた感情を受け取る事が不得意です。
そんな私の自分語りをしたいと思います。好きな表現ではありませんが「取り扱い説明書」のようなものです。こういうやつもいるんだなくらいで読んでください。

空気を読み過ぎる上に基本ネガティブ

状況、表情、言動、文面で空気が読めてしまうという体質です。これは育った環境によるものだと思っています。
みんな同じだと思い込んでいたので、私自身が「察してちゃん」でした。社会人となり働き始めてから温度差に気づき、自分の言動も少しずつ変えました。
また、基本的にネガティブな考えを持っています。想定される最悪の事態から行動選択をするため、盛り上げるということがあまり得意ではありません。

読みたくもないのに読んでしまうという状況やネガティブな思考に苦しめられた時期もありましたが、今では「これは能力だ」と思い活用しています。特に仕事で力を発揮しており、炎上地の火消し役に長けています。(最悪の想定を先回りし顧客に事前説明できる)

ネガティブなのも悪くないなぁと思う今日この頃です。

嫌われることも誰かに左右されることも面倒臭い

わかりやすく「嫌い」を表現してくれる人はわかるのですが、「腹の底ではお前のことを嫌っている」という人がわかりません。何故か自分に向けられたものだけです。誰が誰を苦手というのは、酷い時は憂鬱になるくらいわかります。

好き嫌いを気にすることが面倒臭いと思うようになってから、あまり気にしなくなりました。
元々はすごく人の目を気にするタイプです。固定グループを属さず、多くのグループと絡むような人でした。陰では八方美人と言われたり、仲間にはなれないのでハブられることも。

根本は「誰かに依存することが怖い」という気持ちです。
依存し過ぎることでの最悪の想定を考えてしまいます。
 ・その人が死んだときに追いかけたくなる
 ・その人に嫌われたら生きていけない
 ・その人の一喜一憂に左右される

以前書いた「生きるというのは面倒臭いものである」でも記載の通り、誰かに依存することが面倒臭いんです。そして、依存されるのも面倒臭いんです。この感覚をある程度理解してくれる奇特な友達が何人かいて、そういう人達を親友と呼んでいます。ずっと一緒にいるわけではなく、適度な距離感で接してくれる方々なのですごく気楽に付き合うことができます。

鬼門は恋愛

こんな人間なので、恋愛が鬼門です。基本的に甘え下手で、そのままのテンションで話すため、「彼女というより妹(家族)みたい」という理由で振られます。「彼女って感じじゃないんだよね」が一番多いです。たまにドストライクの人がいるみたいで、ストーカーレベルで好きになられます。本当に意味が分からない。ただ、心を許した瞬間に私が完全依存モードになるので、別れる時はメンがヘラります。

悩めば悩むほど面倒臭いが発動して、急にロジカルになります。そして、「私が生きやすいかどうか」で判断するため、あっという間に別れます。合言葉は「私の心が死ぬ前に離れよう」でした。さすがに離婚の決断は時間がかかりましたが、吹っ切れてからはあっという間でした。なお、これは友人関係も同じです。

向けられた好意がわからない

嫌われているかどうかもわからないのですが、好かれているかどうかもわかりません。「嫌いではないだろう」はわかりますが、「好いてくれているんだな」っていうのが本当にわからないのです。
最近は、「もぬちゃんのことが好き!」と口に出してくれる人が増えたのものあり、「好きでいてくれてありがとう!」という気持ちになることは増えてきました。
ただ、「どれだけ好きか」というのはわかりません。あまりに強い好きという感情は重くなることもあるため、「理解しようと思わない」が正解かもしれません。

好かれようと意識し始めると嫌われていないかを意識し始めます。結局人に左右されることになり、私の面倒臭いモードが発動。

以上のことより、私に対して「気持ちを伝えているのに伝わらない」という人は、そんなもんだと思ってください。
恋愛感情として私のことを好きな奇特な人がいるのであれば、プレゼンしてもらえないと理解できません。プレゼントじゃなくてプレゼンです。プレゼントはあまり喜びません。態度で表すとしたら突き抜けていないと無理です。でも突き抜けられるとドン引きします。

何とも面倒臭い人間なのです。
ちなみに美味しいものは好きです。物をくれるくらいなら一緒にうまいもん食べ行きたい。

ふわふわと生きる人間がいてもいいじゃない

なりふり構わず夢中になれることを見つけられたら強いと思っています。ただ、それを見つけることができません。もしかしたら見つけようとも思っていないのかも…。そんな風にふわふわと生きる人間がいてもいいんじゃないかなと思っています。

私生活はふわふわですが、仕事へのコミットはえぐいです。本当に人間違うんじゃないかなって思うこともあります。

人生の主人公は自分自身ですが、みんながヒーローである必要はないと思うんです。
モブキャラだっていいじゃない。モブキャラなりの幸せが私はあると思います。

ゆるゆるっと生きて、仕事はバリバリッと対応して、私なりの人生の幸せを見つけていきたいです。見つけられたら「生きるのも良いなぁ」から「生きたい」と思えるようになるかもしれません。

しょうもない自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。こういう人間もいるので、もっと肩の力抜いていいよ~!

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