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何でもない日常

遠い遠い未来に想いを馳せては

夜の闇と一緒に飲み込まれそうな日々を過ごした

止まらない鼓動のように 感情も無く歩き続けた

距離は縮まらないように思えた

あれから途方もない時間が過ぎて

何度も振り返っては前を向いた

涙を流すたび あの日の夜の闇が飲み込もうとする

夏の終わりの風鈴の音をたよりに 今を生きてきた

誰よりも深く 誰よりも広く

君のことを想っていた

その優しさは一縷の望みのように

この儚き声を届けたい

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