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マスク鬱になりつつ仕事を。


初めまして。初投稿が「マスク鬱」という言葉が入り自分でも笑ってしまいます。

私は現在「生活支援員」という名を

勝手につけられ障がいをもった方たちの就労支援をしています。

元は一般就労して来た方、バイトもしたことが無い40代の女性、自閉症、うつ病の利用者さん、9割が女性で占めている。

毎朝彼ら彼女らに思うこと、それは




「頼む、喋ってくれ」


。。。。。


この一言に限る。


無言で六角テーブルに皆で座り、タイマーがなると立ち、朝礼。

そして消毒、作業へと入る。

勿論喋る人は喋りますが、雰囲気的に

黙らなくてはいけないのか?と空気を下手に読みしゃべる人までを黙らす凍てついた空気。


はじめてこの事業所に来たときは


明日から来たくない


それは私が死ぬほど一人でへらへらし、喋る人だからである。


むしろ、一人暮らしを極めているので一人で喋るのは大得意。今は息子と弾丸トーク。



私の担当は縫製事業でマスクを主に担当している。マスクの規定サイズを作ったがその規定という2文字が彼女らには苦痛なのだ。

ちなみにMサイズのマスクを私が作った型通りに作ってもらうのに一人あたり2週間かかった。


大体でいいじゃん

なんでこのくらいでNGだされるの、私って出来ない子ですね。

てか早く新しいミシンにして欲しい。


NGだすとこんな事ばかり吐き出す中々のツワモノだらけである。

仕事じゃなかったら知り合えないようなタイプばかりだ。

だがしかし、不思議なのだ。

こんな文句をいいつつもいつも毎日、

asamiさんおつかれ様です、飴どうぞ


と、気遣いしてくれる人ばかりなのである。


あるいみ私の勤めている就労B型事業所というのは利用者とのBATTLEなのだと勝手に思ってるのだが、この労いのプレゼントと言葉があるから辞められないのだ。

明日も私は彼女らと戦い、労い合うのだ。














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