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青と夏というただの神曲

めちゃくちゃ今更なんだけど
この曲マジで凄いと思った話

ここまで夏を全部盛りした曲がこれまでに存在しただろうか
日本人でどこにも刺さらん人はいるのかと

とくにリア充でもなんでもない学生時代を過ごした僕でも感じる
夏感と懐かしさと物悲しさと
夏休み前の得も言われぬ期待感
夏終盤の夕暮れのちょっとさみしい感じ
田舎でも都会でもないようなあるような
絵具だったら茶色か黒になるくらいいろんな要素が入っているのに
このあまりにも調和のとれた美しさ

さらにアガるところとしんみりとした
夏の終わりの物悲しさを一つの曲に違和感なく落とし込めている
音楽なんて全く素人なんだけど
これって神業じゃないのと思ってしまうのだ

さらに音楽的感受性の全盛期は多分10代じゃないかと勝手に思っているが
それをはるかに過ぎてからそこに食い込んでくる
もし自分の青春にこの曲があったらどうなるか想像ができない
今の20代前半くらいまでの人たちはそこだけでも得していると思う

曲のイメージを青春に設定したからこそ成り立つ
神のバランス

そしてきっとこの曲は夏!
という部分は共通するだろうが
人によって受け取り方のバリエーションが物凄く多そう
色んな人のこの曲に対する印象を聞いてみたいものである

生きている間にこれ以上の夏ソングは生まれるのだろうか
そんなことを夏の終わりに考えた

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