【出産準備】最小限な入院バッグ(帝王切開@順天堂)

とにかく少ない荷物で入院したかったので、「極力荷物を減らしたい方は、これだけあれば何とかなるよ!」の最小入院バッグのご紹介です。

私の出産は順天堂で、6泊7日の計画帝王切開でした。順天堂では入院当日に以下を頂けますので、既に頂き物だけでバッグ1つ+授乳クッションの荷物。洗面用にタオルが数枚プラスで必要ですが、極論病院から用意された以下で十分です。といいつつ、それに加えて良かったものを幾つかご紹介。


入院バッグ

個室ならスーツケースでもよいと思いますが、なんせ大部屋は3畳程度のスペースにベッド、椅子1つ、冷蔵庫、キャビネで既にギュウギュウ。さらに出産後は母子同室でワゴンに入った赤ちゃんも来るので、ベッドから降りるのもやっとなくらい狭くなります。出産後の辛い身体でも荷物を出し入れしやすいよう、椅子の上に置けるかつ、口が開いているマチありトートバッグがおススメ。無印のジュートバッグとか良いと思います。

持って行って良かったもの(+持っていけば良かったもの)
・授乳ブラ
・前開きパジャマ(洗濯ローテーション用に2枚)
・美容ケア(シートマスクとか)
・置時計(入院中は予定が沢山あるので必須)
・ふりかけ(なんせ病院食は味が薄くて…2種ほどあると良いかと)
・延長コード(ベッド頭上にあるコンセントでは充電器が届きません)
・パソコンやタブレット(意外と時間がありNETFLIXなど見てました)
・タンブラー(温かい飲み物がないので、ドリップ珈琲や白湯などに重宝。お湯は給湯室のお湯を貰えます。)
・ドリップ珈琲やティーバッグ(病院からは毎食ほうじ茶しか出ないので…。)
・ペットボトルの水(出産後2日くらいは痛みで自販へ行けないので、ペットボトル4本位あると安心。母乳のために1日2L水分が目安だそう。)
・リップクリーム(コロナ禍だったため換気が凄まじかった)
・赤ちゃん用ガーゼ3枚程度(授乳が始まったらガーゼ必須)
・赤ちゃん用保湿クリーム(病院では沐浴後にクリームを塗らない。退院後からでもよいかもしれませんが、とりあえず病院側の用意は無い。)
・コインラインドリー用に100円玉数枚(順天堂は300円。両替機無しなので自販で対応しました。)
・ミニホワイトボード(子の写真を撮るときに、日付や生後何日などササっと書いて一緒に撮影するものがあると後から見返して分かりやすい。)
携帯スタンドにもなるミニアクリルボード | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア (daisonet.com)
・トイレに流せるウェットティッシュ(出産後は常に出血しているのでウォシュレットの代わりに。また、術後はシャワーを浴びれないので体を拭くにも活躍。これが一番持って行って良かった!2パック使い切りました。)

授乳ブラ
入院中に母乳が出るのか半信半疑でしたが、退院直前には朝起きたら「水を飲んだまま寝落ちしたか?」ってくらい胸のあたりが大洪水。とりあえず赤ちゃん本舗で購入した授乳ブラに病院で頂いた授乳パットで対応できましたが、授乳ブラはマスト。現状のおすすめはRineの吸水ブラ!ブラ自体が吸水するので母乳パッドいらずな気楽さ&エコ的観点でも気に入っていますし、なんせ見た目が可愛い。手洗いローテで3つほどあると安心です。やや小さめな作りなので1つ上のサイズがおススメ。

前開きパジャマ
口コミでよく出てきますが、ベルメゾンの前開きパジャマ。病院内は換気がすさまじいので、長袖パジャマかつ毎日注射や採血が何度もあるため半袖対応は便利。出産後の採血なんて「痛い身体で起きれませんので、とりあえず刺してください」状態で看護士さんに半袖にしてもらってました。更に、出産後は3時間おきの授乳訓練開始なので、寝ぼけながら乳を出すにはボタンではなく、ホックタイプで一気に開く前開きパジャマが便利!出産後でもまだ妊娠中?ってくらいお腹は引っ込まないので、病院ではこちらとマタニティスパッツとカーディガンで過ごしていました。

美容ケア
帝王切開後は2日近くお肌ケアができずにベッドで横たわっているのでお肌がガビガビに…。そして麻酔の影響だそうですが顔が痒い!!2日間搔きむしってて悲惨なことになりました…。自然分娩の方も同様ですが、シャワーに入れるようになると、シャワー中は子供を預かってもらえるので意外と余裕ができ、この間集中美容をしたかったのが一番の後悔…。ちょっとご褒美にSKIIのトライアルキットとかね。あとは癒し系の良い香りシャンプーを持って行けばよかった。とにかく癒しをプリーズ!

赤ちゃん用保湿クリーム
出産直後の慣れない手つきで動きまくる赤ちゃんにベビーオイルやベビークリームはハードル高いので、少量だけ出てくる&適度に硬めのアロベビー フェイスクリームがビギナーには安心だと思います。塗りやすいです。因みに現在進行形でも愛用しています。

また、授乳クッションの支給が無い病院の場合は授乳クッションがあると授乳しやすいと思います。以下アメリカでメジャーなBoppyの授乳クッションはピタッと鎖骨あたりにハマり、しっかりとした硬さでお勧めです!(アメリカで購入すると18000円位するのですが日本正規品だと5000円と凄い安いのは何でだろう…)

そして意外と暇だったのでパソコンを持って行って良かった~と思いましたが、正直お腹が痛い中体を起こしてパソコン開くのしんどかったので、タブレットの方がおススメ。Amazon fireタブレットで十分。ipadに比べて安いし、kindleで雑誌も本も読めるし。退院してからもしばらく安静が続くので是非。

以下、最後に帝王切開編も加えておきます。

腹部保護帯
帝王切開後のスパルタ歩行練習の時に感じましたが、とにかく腹部が揺れると痛い!!術後直ぐに犬印の腹部保護帯を着用しました。温かさと、腹部を守られていてものすごい安心感でした。痛みを和らげるためにはとにかく腹部を揺らさない、だそうです。

マタニティショーツ
病院で用意された産褥ショーツは新品だったのもありゴムがきつく…。
犬印のマタニティショーツはウエストがゆったりしていて、傷口にも優しい肌触りなので退院後の今も愛用中です。できれば入院前から着用して肌なじみをよくしておくとよいと思います。

不要だったもの
・順天堂の場合は「かかとのある靴持参」と言われるのですが、支給されるスリッパでOKとの事。
・追加のナプキン、産褥ショーツなど。(心配な方はあってもよいと思いますが支給された数で余りました。)
・メディキュットのような着圧靴下(病院から支給あり)

また、退院直前に以下試供品グッズも頂きました。


最後に順天堂での出産について。入院中は、母には腕だけ、子供には両手足に名前と番号が書かれたリストバンドが付けられ、子供の取り違えが無いように大変厳しく管理されていました。(身内に看護師がいるのですがここまで厳しいのは珍しいとの事。)

授乳は、赤ちゃんの体重を測って→母乳で授乳して→赤ちゃんを再びスケールで測って足りない分をミルクで補う、スタイルだったのですが、退院後もスケールをレンタルすると同じようにやれたのが良かったです。病院によっては「入院時に母乳を頑張らない母に優しスタイル」があるようですが、それはそれで退院後母乳が全然出なくて大変だった、と言う声も聞くので順天堂は母にも子にも厳しすぎず適度かな、と。子供を預かってもらう時も嫌な顔されませんし、退院前日まで毎晩預けてしっかり寝ていました。医者、助産師、看護師の皆様が本当に親切で、良い感じに力が抜けていて毎日沢山話せて気が紛れたのも楽しかったです。

また、順天堂で帝王切開予定の皆様、順天堂は上手だと思います!私は病院側の判断で出産に邪魔だった子宮筋腫を2つ取り、それに伴い輸血もしたのですが退院前日には歩けまして、傷口も綺麗です。今の技術って傷口は縫わないんですね!シールのようなものでペタッと傷口を塞がれた状態で退院するので驚きました。傷口を保護するフィルムみたいのも買っていたのですが、出産直後は傷の上でガーゼが貼られていて、自然に剥がれたら取って良いです、との事だったので使いませんでした。

これから出産の皆々様、母子共に健やかなお産となりますように。