新型コロナワクチン副作用の調査結果が明らかに「ワクチン打った後に心臓が溶ける」事例も
ワクチン問題研究会 が 厚生労働省 で 記者会見 をおこない、
世界全体 における 新型コロナウイルス の ワクチン接種後 の 副作用 についての
調査結果 を 発表しました。この内容について 甲斐沼医師 に伺いました。
[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより
医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
ワクチン問題研究会が発表した調査結果とは?
編集部: ワクチン問題研究会 が 発表 した調査結果について教えてください。
甲斐沼先生: ワクチン問題研究会 は
「 設立後6カ月の成果報告~ワクチン副作用被害の拡大とその内容の事実確認~」
というテーマで、厚生労働省 で 記者会見 をおこないました。
ワクチン問題研究会 によると、アメリカ国立医学図書館 が提供する医学関連分野の
文献データベースに掲載された 副作用報告件数 は 2021年12月~2023年11月 の間で
3071件 にのぼり、全ての臓器で疾患していた とのことです。
また、血小板減少症、心筋炎、ギラン・バレー症候群、アナフィラキシー など
症状 も 多様でした。
ワクチン問題研究会 の代表を務める 京都大学名誉教授 の 福島医師 は、
「28歳 の 男性 は 心臓 が 溶けており、これまでの医師経験の中で見たことがない症状が 新型コロナウイルスワクチン によって 引き起こされている」と会見で述べました。
日本 の ワクチン被害認定件数 は 1977~2021年 までに 3522件 あり、
死亡認定 は 151件、後遺症認定 は 473件 です。
一方で、1月31日 現在 の
新型コロナウイルス の ワクチン接種 による 被害認定数 は 6088件 で、
死亡の認定件数 は 453件、後遺症認定 は 39人となっています。
福島代表 らは会見で「患者、家族に成果物を届けることを目標 に、
ワクチン接種後症候群 について、誰も否定できない検査法を開発 し、
副作用情報 を 明確に示してメカニズムを分子レベルで解剖していく」としています。
新型コロナウイルスのワクチン接種による
健康被害の救済制度とは?
編集部: ワクチン接種 による 健康被害の救済制度 について教えてください。
甲斐沼先生: ワクチン接種 による 健康被害の救済制度 は、1976年 にできた制度です。
厚生労働省 に書類が届いてから、都道府県に審査結果が届くまで 4カ月~1年 ほどかかり、認定率 は 例年 8割程度 です。
コロナ前 の 2014~2018年度 は 全国 で 年100件前後 だったそうですが、
新型コロナワクチン接種後 の 健康被害の救済申請 を 受理した件数 は、
2024年1月31日 までに 1万135件 にまで増えていることがわかっています。
このうち、7178件 の 審査が終わり、そのうち 6088件 が 被害認定 され、
1090件 が 被害認定 されませんでした。
一方で、審査が終わっていないもの は 2957件 あります。
今回の調査結果への受け止めは?
編集部: ワクチン問題研究会 が発表した 調査結果への受け止め を教えてください。
甲斐沼先生: 新型コロナウイルスの世界的流行 は、これまで国内外で人々の 健康・
生命のみならず、社会経済活動にも 甚大な損害 を与えました。
新たな変異株 や 新たな感染症 の 発生 も 懸念されている状況 を踏まえて、
これまでの医療体制や予防策を改めて検証して、
より科学的 かつ 現実的な医療提供体制 を 提言 することが、公衆衛生の発展 や
持続可能な社会 を 構築 していくためには 必要 です。
ワクチン問題研究会 からは、新型コロナウイルスのワクチン接種 による 健康被害者
の 速やかな救済 に関連して、ワクチン接種後 の 死亡者 や 健康被害 の 全例調査
などの要望 を 厚生労働省 に向けて出しました。
医師 などがおこなう 副反応疑い の 報告 に加えて、製造販売業者 からの 報告、
そして 海外規制当局 などの 情報 も 総合的に勘案 して、引き続きワクチンの安全性を評価し、必要に応じて安全対策を講じる必要があると感じます。
また、将来的には 審査の迅速化 を目的に、さらなる 審査会の開催頻度の増加、
審査会の増設、そして 事務局機能の増強 などの 取り組みが期待されます。
編集部まとめ
ワクチン問題研究会 が 2024年1月11日 に 厚生労働省 で 記者会見 をおこない、
世界全体 における 新型コロナウイルス の ワクチン接種後 の 副作用 についての
調査結果 を 発表しました。
今後もこうした ワクチン接種後 の 副作用 に関する 発表 は注目を集めそうです。
【この記事の監修医師】
甲斐沼 孟 先生(TOTO関西支社健康管理室産業医)
大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。
大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、
大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、
国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、
大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。
2023年、TOTO関西支社健康管理室産業医。
日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。
著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」
「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」
「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および
腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。