内部通告者を守るメリット！

コンプライアンス違反などで社内に設置されてある内部通報制度を利用した人の多くが個人を特定され、配置転換されたり、最終的に退職してしまうような。不利な処遇に立たされることが多い話

内部通報制度により、コンプライアンス違反の改善を目的で多くの会社が設置している
ただ、それを正しく運用していない会社が多いため、なかなか通報制度を利用する人が少ない

通報しても改善されるどころか、自分の立場を危うくさせてしまうような行動を取られてしまうため、なかなか利用者が増えない

内部通報をこのようにうまく活用されないとなると、今後どうなっていくかというと、個人の SNS などを利用して匿名で自分の会社の内部事情を探してしまう

内容によっては新聞社やメディアが大きく報道し、全国的に広がってしまう

そもそも内部通報制度は、このようにSNS などを利用して、会社の外に問題を漏らさないようにして、小さいうちに改善などの処理をするということが目的であり、内部通報者を守っていくことで、会社がより良く成長していく

ただ、そのような広い視野で見ることなく、ただ単に通報した人が誰なのかというような方向に舵を切ってしまうため、最終的に会社が悪かったはずなのに、通報したものが悪くなってしまう

人手不足の中、今いる社員の話を聞かなければ、ますます退職者が増えていき、会社内がうまく回らないというような負のスパイラルに陥ってしまうため、全てを改善できなくても改善する姿勢を見せるということが重要である

管理者には求められるものである