#787 脱線事故から考える、脱日勤教育
福知山線の脱線事故により、多くの命が犠牲となり、その原因と考えられるものが日勤教育であった
トラブルが起こった際にかなりキツイ罰を与えられるというようなもの
その罰により安全な運行が維持できるのであればまだ考える余地があるが、それにより、報告義務を怠ったり、運転に支障をきたすようであれば改善しなければならない
これはどこの会社にも見られる現象で、トラブルを起こした場合に上司から叱責されたり、周りから非難を浴びてしまうなど積極的な改善を行うのではなく、ただ単にみんなで誹謗しているように、私には見える
そのために、職場環境を良くしておくことで、何か起こった場合にも速やかに報告できるものとなる
だからといって、職場の環境を、仲良し学級のようにしてしまうべきだという意味ではないから、非常に難しい
上司は、時には厳しく、時には頼りになるようなものでなければならないが、意外と理想の上司となるには苦労している人が多い
今回の脱線事故を教訓に、職場内の改善がどこまで進んでいるのかをもう少しチェックしていく必要がある