THE Wのこと ②
THE Wに出場する意味
THE Wは否定的な人も多いと思います。
男女平等を謳ってる時代に、女性だけの大会をすることは逆差別ではないのか、女芸人なんてM1やKOCの決勝にすらほとんど行けてないのに、レベルが低い、コント・漫才・ピン芸こんな異種格闘技戦で順位をつけるなんて無理だろ、などなど。
そういった理由で女性芸人の方でも、出場しない人、大会に批判的な人もいます。
おそらく、天才ピアニストのお2人もそのような批判的な意見は承知してると思います。その上で上記の発言。表現者としては、誰にも存在を知られることがないことは1番辛いことだと思います。
どんなに面白くても、どんなに才能があっても、誰にも知られなければ何もないことと同じだと。
手っ取り早く、より多くの人に知ってもらう手段として、ゴールデンの全国ネットのテレビに出る、と言うのは方法としては1番効果があります。
実際、天才ピアニストもTHE Wの決勝戦に出場したことで、知名度を一気に上げました。去年の出場者の中ではおそらく1番知名度を上げたのではないでしょうか。
私もTHE Wで天才ピアニストを知った1人です。
色々な意見はあると思いますが、あまり見る機会のない芸人さんを、全国の人が見ることができるのは非常に意味があると思います。
昨日、THE W初戦の結果が発表され、天才ピアニストも無事通過しました。
まだ2022年の大会は始まったばかりなので、決勝に進出できるかはわかりませんが、きっと今年の天才ピアニストなら進むでしょう。
そして今年は去年リベンジを果たしてもらいたいと思っています。