澎湖漫步生活 ~ポンフーそぞろ歩き生活~ 「まずは台北編②」
台湾は私が来る少し前までは2023年旧暦の新年のお正月で賑わいをみせていた。
その名残りがいたる処にそのままの姿で彩りを放っている。
寧夏夜市で晩ごはんを食べた後、
腹ごなしに迪化街(ディーホアジェ)の方まで歩く。
迪化街は台湾に行くたびに必ずいく場所で、そこは歴史ある古い建物連なった問屋街である。
人気の場所でお茶や乾物、薬草、薬膳素材の宝庫だ。
今回昼間に立ち寄れず夜散歩のみだが、本当に一日中ぶらぶらしたい場所だ。
伝統的な趣きのあるお店はもちろん、新規のおしゃれなお店やカフェ、雑貨店もたくさんある。
ここはまた昼間の別の機会に行こうと思う。
台北到着からの一日目の朝を迎える。
二二八和平公園を散歩。
朝ごはんはかねてからのお目当ての阜杭豆漿に行く。
MRT「善導寺駅」の5番出口から徒歩3分ほどの距離に位置。
このお店は豆漿(ドウジャン)、おぼろ豆腐のような触感の鹹豆漿(シェンドウジャン)やその他薄い小麦粉をクレープのように焼き、
中に卵などが入った蛋餅(ダンピン)などが美味しいミシュラン獲得の
大人気の有名店である。
台湾在住の友人曰く、コロナ前は2時間並ぶのは当たり前だったとの事。
列に並んで約20分ちょっとで入れたのが幸い。
回転が速いためすぐ席に座れたけど、広い店内は満杯。
狭いテーブルに飛散防止用のボードが幅をしめていて結構キツキツだったけど、念願の台湾らしい朝ごはんを堪能。
娘は偶然出会ったシンガポールから来たという女性と仲良くなり、彼女と楽し気に別テーブルで二人で食べてた。
小さい頃は引っ込み思案で心配したのだが、成長したもんだと母はひそかに涙目であった。
朝食を食べた後は、九份(きゅうふん)Jiǔ fèn へ向かう事に。
今回私たちは
台鉄(台湾鉄道)で「台北駅」から北方面の平渓・深澳線に乗り、「瑞芳駅」で下車。
駅前にあるバス停で(実際は駅から5分ほど歩く)バスに乗り換え、
所用時間15~20分ほどで「九份老街」で下車。
もしくはグループで行くなら「瑞芳駅」よりタクシーを利用するのもいい。
バス乗り場に結構押し強めのタクシードライバーさんが呼び込みしてくるのでタクシーだったら駅のロータリー側からの方がベターかも。
kkday のサイトに詳しい案内が乗ってます
ちなみに台湾は地下鉄、台鉄、バスを駆使すれば安く移動できる。
そんな時はこの悠遊卡(ヨーヨーカー)が便利。
日本のICOCAやSUICAなどのような、交通系ICカードのこと。
交通機関に乗る時だけではなく、買い物の時にも利用することができる。
何度も行っている大好きな九份。
いつもは台北からバスで行ってたけど台鉄に乗って流れる車窓からの景色もまた風情があった。
そして降り立った瑞芳駅周辺もいい感じの賑わい。
今回はサイトで見つけた気になる民宿があり、どうしても九份で宿泊をしたかった。
訪れた方はわかると思うが、九份は昔ゴールドラッシュで沸いた金が発掘された土地なので山の上にある。
細い路地裏や坂がたくさんあり、路地も迷いこんだらわからなくなるような探検しがいのある街。
私はそんな場所が大好きで可愛い猫や犬もけっこうそこら辺りにたくさんいるし、ザ・観光地ではあるけれどお茶屋さんも素敵なところがありお気に入り。
Booking.comで宿を探してたら「眺めのいい席で本当においしい朝ごはんを提供してくれる宿」として高レビューのところを発見した。
そんな高レビューに惹かれて予約。
坂の割とてっぺんに位置していて探して登るのが少し大変だったが
日本語が堪能でとても素敵なご兄弟(ヨンさんとシスター・メイさん)
のお二人が出迎えて下さりほっと一息。
A-HOME ☚お宿の概要はこちら
シスター・メイさんが丁寧に作ったフレンチトーストはパンそのものも美味しいけど
焼き加減、卵と牛乳の浸み込み具合、シナモンの香ばしさと程よい甘さで
こんなに美味しいフレンチトーストを食べるのは初めてだ。
そして脇に添えられた柔らかい胸肉のボイルは甘しょっぱいピーナッツディップを付けて食べる。
塩コショウとあと何かの味付けがされてる人参、甘いさつまいも、茹で加減最高のブロッコリー、そしてスターフルーツなどの果物。
ヨンさんが丁寧にサイフォンで入れてくれた珈琲はお代わりもOKだった。
最高の朝ごはんとっても美味しい珈琲と景色をありがとうございました。
オーナーご兄妹の温かいお人柄もすごく良かった。
今回はここに来るのを最大の価値として。
またここに再訪したいと思うとてもお勧めの宿。
下の動画は部屋に入るまでの小道 ↓
次は宜蘭縣編を綴ります。
ここも本当に素敵なところだったのでまたお楽しみに。
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