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ドイツの駅前広場には魔法がかかる

こんにちは、momoです。夫の仕事の都合でドイツの西部に1年半住みました。私は30代日本人夫婦の妻です。


ドイツに住んで驚いたのは、駅前の広場があまりに有効活用されていることだ。


最寄駅の駅前広場。冬で天気が良くないと寂しい雰囲気。


晴れていて、藤の花が咲いているとこんなに雰囲気が変わる!


駅前広場では週に2回マルクト(市場)が開かれる。八百屋、肉屋、魚屋、パン屋、花屋、チーズ屋、洋服屋など。

朝早く、日本では見たことないほど大きなトラックがゾロゾロとやってきて、あっという間に商店街が出来上がっていく光景は、何度立ち会ってもお見事だった。タコライスを売っているキッチンワゴンのようなサイズの車もあるけれど、運転するのも難しそうな巨大トラックが多い。

朝〜昼13時ごろまでのマルクトがやっている間に近所の人たちがここにバスケットやマイバッグを持って集結する。至る所でおしゃべりの輪ができていて賑やかな雰囲気だった。私たちは昼頃に行って、焼き魚弁当を買ってくることが多かった。洋服屋では女性用下着も堂々と青空のもと売られていて、ここで買う人いるのかな、といつも思っていた。


↓ドイツの食事についてはこちらの記事に詳しくまとめました


駅前広場=マルクトのための場所、と思っていたある日。事件が起きた。


え、、遊園地!?


なんと移動遊園地が駅前広場に出現。あまりに規模が大きくて驚いた。


この時は準備中でしたが、開園すると大賑わい


いつも行っているEDEKA(スーパーマーケット)の前にあるのが違和感すごい


巨大トランポリンも!


出店もあって、買って食べられる


この規模のものを移動式で作り上げて、終わったらサッサカ撤収していくドイツすごい。


翌年の夏にはビーチフェスが行われた。

砂浜が出現してビーチらしい雰囲気に


冬が近づいてくると…

どこからともなく巨大クリスマスツリーが出現。どうやって植えたんだろう??


年末のカウントダウン時は駅前でコンサートが開かれていた。「カントリーロード」を観客も含め大合唱していたのが忘れられない。感動的だし人間っていいなと思った。アパートが駅前広場に近かったので、室内にいてもめちゃくちゃ聞こえた。


クリスマスといえば、エッセン中央駅(市のターミナル駅)の広場ではクリスマスマーケットが開かれていた。かなり広い範囲に装飾がしてあってとても可愛い。イメージしていた通りのドイツのクリスマス。





メリーゴーランド!


クリスマスマーケットの光のカーテン



ドイツの駅前広場は、魔法にかけられたんじゃないかと思うぐらい、その姿を変える。


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