ドイツの駅前広場には魔法がかかる
ドイツに住んで驚いたのは、駅前の広場があまりに有効活用されていることだ。
駅前広場では週に2回マルクト(市場)が開かれる。八百屋、肉屋、魚屋、パン屋、花屋、チーズ屋、洋服屋など。
朝早く、日本では見たことないほど大きなトラックがゾロゾロとやってきて、あっという間に商店街が出来上がっていく光景は、何度立ち会ってもお見事だった。タコライスを売っているキッチンワゴンのようなサイズの車もあるけれど、運転するのも難しそうな巨大トラックが多い。
朝〜昼13時ごろまでのマルクトがやっている間に近所の人たちがここにバスケットやマイバッグを持って集結する。至る所でおしゃべりの輪ができていて賑やかな雰囲気だった。私たちは昼頃に行って、焼き魚弁当を買ってくることが多かった。洋服屋では女性用下着も堂々と青空のもと売られていて、ここで買う人いるのかな、といつも思っていた。
↓ドイツの食事についてはこちらの記事に詳しくまとめました
駅前広場=マルクトのための場所、と思っていたある日。事件が起きた。
え、、遊園地!?
なんと移動遊園地が駅前広場に出現。あまりに規模が大きくて驚いた。
この規模のものを移動式で作り上げて、終わったらサッサカ撤収していくドイツすごい。
翌年の夏にはビーチフェスが行われた。
冬が近づいてくると…
どこからともなく巨大クリスマスツリーが出現。どうやって植えたんだろう??
クリスマスといえば、エッセン中央駅(市のターミナル駅)の広場ではクリスマスマーケットが開かれていた。かなり広い範囲に装飾がしてあってとても可愛い。イメージしていた通りのドイツのクリスマス。
ドイツの駅前広場は、魔法にかけられたんじゃないかと思うぐらい、その姿を変える。