拒否する人
教典 89 「拒否する人」
「嫌いな人」「苦手な人」ではなく
拒否する人
これはどういうことかといいますと、
1番わかりやすい例えが
婚活パーティーで、自分のタイプじゃない人に対して、最初から「拒否する人」っていますよね?
まだ、相手と何も話してないのに、見た目、雰囲気、とにかく第一印象で「拒否する」。
まぁ、生理的にうけつけないという場合もあろうかとは思いますが。
今回、それはおいといて。
私は、この「拒否する人」が苦手です。
まぁ、相手も、そんな私が苦手だったりするのかもしれないけど、それでも、私は、よほど、不潔感があったり、高圧的な態度でむかってこないかぎりは、「この人苦手だな」と思うことはあっても「拒否する」ことはありません。
そもそも、拒否する人というのは、最初から上から目線です。
だって、最初から相手がまだ何もしていないのに拒否するんですから。
本人は、無意識なのか?本能のおもむくままの態度なのか?わかりませんが.......。
私は、自分が拒否られたら、私も不快に感じるので、そこはお互い離れればいいだけのことなんですが、
側で、拒否する人と拒否される人をみるのもまた、不快だなぁと感じる出来事がありました。
バイト先でのことです。
その日は、めったにシフトがかぶらない人といっしょになった日でした。
仮にAさんとします。
そしていつもテンション高くて、明るく接してくれる人がいるのですが、この人を仮にBさんとします。
このAさんとBさんが、この日すごく微妙な雰囲気。
いつもはテンション高いのに、この日はなぜか低め。
おかしいなと思って、バイトの同僚にきいてみると
「AさんがBさんのことあまりよく思ってない」と言うのです。
「どうして?」と聞くと
「AさんはBさんみたいになれなれしい態度する人が嫌いやねん」と言う。
私は、ビックリしました。
えっ?
なれなれしいから拒否するの?
っていうか、私もAさんに対してなれなれしいんだけど!
えっ?もしかして、私が気づかなかっただけで、実は私も拒否られてた?(苦笑)
いや、でも、私とBさんに対する接し方はあきらかに違う!
いくら鈍感な私でもわかるくらい違う!
うーん。
まぁ、中にはね、あきらかに先輩や上司をバカにするような、なれなれしい態度の人もいるだろうけど、それは、拒否じゃなくて、嫌いや苦手に属すると私は思う。
Aさんの場合、あきらかに「拒否」なんだよね。
たぶん、Bさんが、これからどれだけ良いことをやったとしても、それを認めないと思うし、受け入れないと思う。
そして、私は、そんなAさんに好感はもてないし、そういう人は「さみしい人」だなと思う。
さきほどの、婚活パーティーの例でもそうだけど、
自分好みで選択することは全然いいと思う。
けれど、それはあくまで「対等」の立場であったり、お互いをリスペクトする心持ちあってのことだと思う。
それをせずして、最初から
この人ダメ。
この人と合わない。
と決めつけて接する人に、誰も近づいてこない。近づいてくるのは詐欺師か、婚活パーティーだったら既婚者だったりする。
要するに、そういう人は相手からも
お断り!
されるということである。