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それをやらなかったからといって。
教典 68 「それをやらなかったからといって」
20代にやっておくべきこと。
30代にやるべきこと。
40代までにやっておくべきこと。
なんていう本がある。
私は1冊も読んでいない。
やらなかった私はクズだと、またもや自己肯定感のなさを発揮して凹むだけだから。
継続は力なり!
なぜ、こんなわかりきったことができないんだろう?
ううん。
「できない」ではなく「やらない」
なぜ、やらないんだろう?
こうした方がいいよ。
こうやってモチベーションあげるといいよ。
自分を責めないで、認めていいんだよ。
いっぱいいっぱい、アドバイスがあるのに、どうして変わらないんだろう?
私が思う理由は
めんどくさい。
読んだ、聞いただけで満足した。
とりあえず本棚に飾って、また凹んだ時に読むお守り代わり。
そもそも変わる気ない。
まぁ、他にも理由はあるだろうけど、1番大きな理由は
それで自分が確実に変われるのかわからない!
ことだと思う。
言ってる人は変わったんでしょう。
でも、それを自分がやって、果たして本当に変われるのか?
そもそも、自分はどんなふうに変わりたいのかもじつははっきりしていない。
そして、やらなかったからといって、変わりはしないが、悪くもならない現実があったりする。
これって、生活は苦しいけど、そこまで貧困じゃないからまだ我慢できるっていうのと同じなんだよね。
とりあえず苦しくても、まだいける。
昔の終身雇用みたいに、勤め続ければ、仕事ができようができまいが、とにかく継続すれば確実に給料が上がるっていうなら、嫌々でも継続する。
けど、その可能性が少しでも確実ではなくなったら、やってすずめの涙の変化より、やらなくてもかわらない今を選択する。
どっちがいいとか悪いとかではなく、ただ私は、やらなかったからといって、そこで自己肯定感の低さを発揮しなくていいってことを言いたい!
やらなかった。できなかったからといって、あなたはクズでもないし、カスでもない。
自己啓発本なんていうのは、所詮
やらないよりかはやった方がいい
その程度である。