頼る、頼らない。
教典 125 「頼る、頼らない。」
なんでも自分でやっちゃう人。またはできちゃう人がいる。
個人でやる分にはいいけど、なにかしら人と関わることだと、実はそれがややこしいことになる場合もある。
私も、バイト先では、個人ではなく、その時のシフトのメンバーとグループになって仕事をする。
グループで仕事をする場合、自分でなんでもできるからといって、周りをみずにやってしまうと、逆に効率が悪いのだ。
自分でなんでもできるからこそ、周りをみて、誰が何を得意としているのか?何を苦手としているのか?を把握し、仕事をやってもらう。
その時も、上から目線で命令口調で指示するのではなく、お願いする気持ちで言う。
まさに、人を頼る姿勢が大事なのだ。
なんでもできる人こそ、忘れてはならない、勘違いしてはならないことは
ひとりの力には限界がある!
ということだ。
優秀な人ほど、自分のチームをつくって動いてる人が多い。
やろうと思えば、自分一人でできるのかもしれない!
けど、たぶん、長くは続かないと思う。
その時に、重要になってくるのが、先ほども書いたように、頼ることだ。
人は、人から頼られると嬉しいものだ。
自分を必要としてくれる人には全力で助けたい、力になりたいと思う。
これとは逆に、
はなっから、人に頼ろうとする人もいる。
これは、頼るというより「人をあてにする」こと。
この人はこれができるから、自分はこれやらなくていいなと言って、自分がやらなくていいことを増やしていくタイプ。
まぁ、こういう人は、完全に会社ではお荷物扱いされるわけだけど、残念ながら、こういうタイプの人間は必ず1人はいる。
で、この手のタイプに仕事をお願いしても、誰かに丸投げされるか、それは自分の仕事ではありませんと言われるか、いけしゃあしゃあと、できませんと言われるかである。
こういう時こそ、
頼らない!
そいつが、何もしないのに、自分と同じ給料、または自分より多く給料をもらっていたとしても、無視!
そいつの給料はあなたが払うのではなく、会社が払うのです。
あなたが損するのではなく会社が損するだけなので放っておきましょう。
そして、頼る、頼らない以前に、視界から消しましょう。(苦笑)
それより、そんな時こそ、自分の仕事のレベルをアップさせることに力を注ぎましょう。
これも先ほど書きましたが、人は人から頼られると嬉しいものです。
逆に、人をあてにして何もやらない人は必然的に頼られません!
人をあてにして何もやらない人ほど、実は頼られたいのです。
ムシのいい話かもしれませんが、こういう人は「いいとこどり」したいタイプなのです。
でも、普通に仕事をする人はわかりますよね。
今すぐ、どうこうなる状況ではないかもしれません。
けれど、そのうち化けの皮ははがれます。
その時に、自分のスペックを高めておくと、ものすごくラクになります。
人に頼ることは、決して甘えではありませんし、ましてや悪いことではありません。
それどころか、頼ることで良い相乗効果が生まれる場合のほうが多いのです。
だからといって、人をあてにすることとは違います!
上手に頼って、上手に頼らない。
難しいことかもしれないけど、自分が真面目にそのことに取り組んでいれば、おのずとみえるのではないかなと私は思いますよ。