本番に弱い人。
教典 29 「本番に弱い人」
あれだけ練習したのに、本番で、実力発揮できない人。
はい。それは私です!
スポーツ大会・コンクール・受験・面接・テストetc
本番に弱い人には2つのパターンがあります。
1つは、
「周りと比べてしまうこと」
まだ、なにも始まってないうちから、なぜか、
あの人、強そうとか、あの人になら勝てそうとか、勝手にマウントをとったり、なんなら、周り全員ができる人に見えて、勝手に萎縮してしまうパターン。
もうひとつは
練習以上のことをやろうとする人
です。
これは、先ほどのパターンとは全く逆で
本番になると、なぜか、自分が一番だと気が大きくなり、練習でやったことのないレベルのことをやろうとする人。
結果、両方とも、実力発揮できず終わる。
まぁ、後者に関しては、全く悪いわけでもないと思いますが、正直
練習以上のことはできない
のが普通です。
よくね、「おのれとの戦い」
って言いますけど、それもそうなんですが、1番重要なことは、
本番でも練習通りにできること。
だと思います。
結局、本番に弱い人って、上に書いた2つのパターンもありますが、
要は
練習通りにやらない
んですよ。
そりゃ本番で、練習と違うことやって練習より成果があがることはまずないでしょう。
まぁ、そうは言っても、私の場合は毎回
その場の雰囲気にのまれる
パターンでしたね。
当たり前ですが、それまで会ったことのない人たちが大勢、一ヶ所に集結すると、変なテンションがあがって、自分を見失ってしまうんですよ。
そうなるともう、今までの練習はどこへやら?
泣くに泣けない結果になるわけです。
でもね、実はこのことに気づいたのは、最近なんです。
おそっ!
そして、本番で練習通りにやるっていうことは、口に出して言うこと以上に難しいんですよ。
歌手の和田アキ子さんは、芸歴が長いのに、いまだに、コンサートでは舞台に登場するまで、手が震えるほど緊張するのだそうです。
そのくらい、本番の舞台というのは
特殊な場所
なんですね。
だから、練習する。
練習して練習して、これでもかっていうくらい練習する。
そして、本番の舞台では、練習の成果を発表する場ではなく、
練習通りのことをやる
ってことです。