相手の時間を奪うこと
教典 22 「相手の時間を奪うこと」
ホリエモンこと堀江貴文さんが、自分にとって命の次に大切なのは時間だとおっしゃってます。
自分は人に自分の時間を奪われることが1番腹がたつことだと。
最初、この言葉を聞いた時、頭の悪い私は意味がわからなかったんですよ。
え?自分の時間を奪うって、相手も、堀江さんから時間奪われてるから、お互い様なんじゃないの?と。
それどころか、自分の時間を奪われることが1番腹たつって何様?とさえ思いました。
はい。
私の大きな間違いでした。
申し訳ありません。。。
実はですね。
先日、家のとある部品が壊れまして、修理してもらうことになったんです。
ところが、メーカーに問い合わせると、修理に伺えるのが1週間後って言われたんですね。
まぁ、1週間我慢しても支障のない部品だったので、1週間後の予約を取り付けました。
そして、電話の最後に
「では、1週間後の◯日の午前9時に修理担当のほうから何時に伺うという電話が入りますのでよろしくお願いいたします」
となぜか相手から午前9時にという時間を指定されたのに、何時に伺うかは、修理担当のほうから言われるまで待てと。
電話を切ったあと、私は、てっきり9時に電話がかかってきて、今からそちらにお伺いしてもよろしいですか?という話だと思ったんですよ。
と・こ・ろ・が
1週間後の9時に電話がかかってきて言われた内容は
「本日は午後1時前後にそちらにお伺いできると思いますが、ご都合の方よろしいでしょうか?」と言われたのです。
は?午後1時?
午後1時に来ることをなぜ午前9時に言うの?
あのね、私、夕方から夜にかけてのバイトやってるんで、基本、寝るの夜中なんですよ。
で、朝は、10時か10時半に起きるんですね。
でも、相手から午前9時に担当から電話がかかってくると言われたから、今回、8時半に起きて、午前9時の電話を待って、かかってきた内容が午後1時に訪問って。
その午前9時から午後1時の間の私の時間ってなんなん?
これこそが
相手の時間を奪うこと
なんですよ。
あのね。
その間にやれることやったらええやん。
とか
4時間も間あったら、支障ないんじゃない?
っていう問題じゃない!
んですよ。
やれることがあろうがなかろうが、
午前9時から午後1時になるまで、
相手が私の時間を奪ったのです!
うーん。難しいな。
たとえば、たまたま街中で有名人に出会って、サインをもらおうとする。
まぁ、サインくらい、数分、数秒でできることだし、やれないことではない。
実際、問題なければ、普通にサインしてくれるでしょう。
でも、その数分、数秒でも、有名人の時間を奪ったことにかわりはないですよね?
それと同じなんですよ。
お互い納得していれば問題ないと言われるかもしれません。
でも、それは事前に合意した場合のみです。
事前に合意していない場合、その場で、お互いが納得してようがしてなかろうが、相手が怒ってようが神対応であろうが、
相手の時間を奪ったという「事実」にかわりはない
んです。
私も、相手の時間を奪ってることがあるかもしれません。
いや、あるでしょう。
そんなこと言われたら、気軽に誘えないじゃないかと思われるかもしれません。
でも、上記にしるしたように、事前に合意がされてるんだったら、なんの問題もないわけです。
私も、なるべく相手の時間を奪わないように気をつけたいと思います。