1.24 アート、神社、書店

momo

2025年1月26日 23:22

1月24日（金）

7時30分起床。9時前に出発。

10時すぎ、東京都現代美術館に到着。
今年は美術館巡りをしたいと思っていたところ、こちらの展示に行かれている方のnoteを見て、思い立ったが吉日！と、旅程に組み込んだのだった。

アート鑑賞は初心者で、はじめは「1つ1つの作品に意味を見出したい」「試されている」と構えていたけど、展示を回るにつれ、「よく分からないけどこの空間が心地いい」「この作品は好きだな」と自然に思えて楽しめるようになってきた。

作品も素晴らしいが、作品に耳を当ててみたり、じっと座ったまま映像を眺めていたりとその空間にいる人々を含めてアートだな、と思う。

アートは事前知識がなくとも楽しめると思う。ただ、水野学氏の『センスは知識からはじまる』ではないけど、やはり作者や作品の背景を知っているともっといろんな感情が湧いたんだろうな、とも思う。知識を得ておくことは、感情を受けとめる器を増やすこと、今ある器を磨くことだと思った。
美術館、楽しい。快く一緒に行ってくれた友人に感謝。

美術館をあとにし、清澄白河のお蕎麦屋さんで昼ご飯。蕎麦が食べたくなるの、大人になったなと思う。とても美味しかった。ネギが別添えなのが地味に嬉しい。

続いては神社巡り。

サーヤ特番の神社巡りの回をなぞるの巻。
小石川大神宮は「伊勢神宮の御霊を分けてもらっている神社」と紹介されていた。
東京ホテイソンのたけるさんの教えどおり、忠実に参拝する。
おみくじは大吉だった！今年は幸先が良すぎるな。

YouTubeは昨夜に友人と予習した。

次の目的地まで散歩がてら歩いて向かうと、昔ながらのお煎餅屋さんがあり、おかきを購入。
向かいでビルが建設されていて工事がうるさいとお店の方。周りの開発が進められても、こういう昔ながらのお店は長く続いてほしいと願う。

湯島天満宮に到着。
学問とスポーツの神様が祀られているとのこと。
学生がちらほら参拝にきていて、合格祈願の絵馬が大量にあった。みんなの努力が報われるといいな。おみくじは末吉。結んで帰る。

ホームで電車を待っていたら、海外の観光客に話しかけられた。どうやら持っている切符で改札を通れないらしい。冷静に考えれば、真っ先に乗り越しの可能性を疑えばよかったのだが（実際そうだった）、「私たちができることは日本語を話せることと読めることだ！」と、不在の駅員さんをインターフォンで呼んであげる。その間、「今駅員さんを呼んでるよ！」という簡単な単語さえもまったく出てこずにもどかしかった。無事に通ることができ、ニコニコで感謝されたけど、無力さを痛感。簡単なコミュニケーションが取れるようになりたいと思った。

電車に揺られ、田原町で下車。
「Readin’ Writin’ BOOK STORE」へ。
書店主の落合さんの著書、『新聞記者、本屋になる』を読んでからずっと行きたかった本屋さん。

落合さんがレジにいらっしゃった。お話ししたいけど友人を待たせてるしまた今度でいいかな、と思っていたら、レジの横に上記の著書が置いてあったのでこれは話しかけるしかない...！と勇気を出して話しかけてみた。落合さんの著書を読んだこと、ずっとここに来たかったことを伝える。気さくにお話ししてくださり、とても嬉しかった。作家さんに会う機会はなかなかないけど、書店主さんには会いに行けるということが（当たり前なのだが）不思議な気持ちだった。

お店の予約時間まで微妙に時間が空いたので、友人がおすすめしてくれた駅近の本屋に立ち寄る。昔ながらの本屋という感じで、棚や壁紙の色が暗かったのだろうか、黒やネイビーな印象の店内に白っぽい光（語彙力が乏しい）。言葉に表すのが難しいのだが、今までに行ったことがない感じの本屋で好きだった。本のラインナップもよくて、帰りがLCCじゃなければ買っていた。