拝啓 チバユウスケ様
拝啓 チバユウスケ様
はじめまして、私は何十年も前からあなたのファンです。
チバさんを知ったのはMステ事件のときでした、ミッシェルガンエレファントの曲を聞き、当時小学生だった私は衝撃を受け、そして泣きました。これは私が求めていたものだと。
それ以来、あなたの曲を貪るように聞き続けました。あなたの書く歌詞は星座でした。一つ一つの歌詞が美しく、誰も考えつかないようなフレーズばかり、その言葉を繋げて、それが曲になり、やがて情景となり、私の中で存在となっていきました。
ミッシェルが解散してからもROSSO、TheBirthdayを聞き、星座のような言葉の数々と曲に感動しながら聞いていました。
そんなチバさんの訃報にふれた昼下がり、私は奈落の底に突き落とされたように絶望し、涙が流れ、未だにあなたの訃報が速報で流れたニュースを見ることができません。
どんなに辛いときも、嬉しいときも、悲しいときも、楽しいときも、あなたの曲がそばにありました。
思い出の中にいつもあったミッシェルの曲が、人生の背景となり、人生の一部となっていました。
人は、絶望の中から再生を見つけ出すのでしょうか、それを続けていくことが生きるということなのでしょうか。
色々な方がチバさんの訃報を悲しんでいるのを見て、本当にチバさんは幸せだったんだなと感じました。
私と同じように泣きながら文章を書いている方もいるだろうし、まだ受け止められない人もいる。
私も、何万回と聴いてきたから曲が頭の中で流れているけど、今はどうしても曲を聞くことができないよ。
アベさんに会えましたか?
もしも、会えたなら、ぜひまたバンドを結成してください。
私もそちらにいずれいきます、その時に絶対ライブに行きます。
まだまだチバさんのファンでいさせてください。
私ね、チバさんは、アベさんのところにふらっと行って、どこかのライブハウスでライブしているって思うことにしたよ、だから、絶対にさよならは言わない。
この時代に生まれて、この時代に生きていて、あなたの音楽に出会い、
チバさんは、私の青春や人生も変えていきました。
幸せだよ、ありがとう。
あなたに出会えてよかった。