愉快な仲間たち
昔馴染みから連絡がきた、
昔馴染みは男だ、
そいつとは大学時代からの付き合いで、知り合ってからもうすぐ十年、自分もそんなに生きてきたのかと思うし、やつもよく生きてたなと思う、こんな私でもよく人とこんな長い間関係を続けてこれたなとも思う、
男女の友達関係は成立するのかなんていう疑問をぶつけるやつがいるが、男女関係の先には友達ってカテゴリーしかないと思うの、
まあ、やつはとんでもないやつだ、
最近できた彼女の家に泊まることになったその夜、ラインで「今からセックスしてくる」なんて送ってきたり、
生で入れたのかという質問にも「生で入れたけど外に出したからセーフ」丁寧に答えが返ってくる、
なんちゅう会話だ、
そいつは、高校は某県一番の進学校に通ってたらしい、そこで絵にかいたように落ちこぼれ、大学教授の父と教育熱心な母が成績が落ちたことや学校に行ってなかったことに対して暴力や暴言を吐いてきたそうな、そいつは見事にうつ病になり、二回の自殺未遂、そして留年からの退学、
大検をとって一浪して大学にきたそうだ、結果的に大学でも留年し、うつ病が悪化したりして退学するんだけど、放送大学に編入して卒業したのだ、
大学三年の頃は、彼の三軒茶屋の家に住み着いて、彼の実家から送られてきた食品を食べてたし、飲み会の帰りに味噌ラーメンを食べに行ったり、深夜にカラオケ、喧嘩したとき生きるか死ぬかみたいな喧嘩の仕方だったな、今考えるとむちゃくちゃだったけど、楽しい時間だった、
他愛もない連絡ができるまじで非常に少ない友人のひとりだと思う、
いつもまわりと衝突する私、そんな私に対して色々と話をするんだけど、
私も色々と彼には勉強させられる、
彼は子供がほしいらしい、私は子供なんぞいらんという考えという話から始まる、
ねんねこ「人の死因って知っている??生まれたことだよ」
やつ「ぶっとびすぎや」
ねんねこ「私からしたら普通」
やつ「普通やないし、そういうところが人と接触するんやないんか」
ねんねこ「よくわからん」
やつ「自分が正しいと思いこんで他の意見を認めないからいつも揉めるんだよ」
ねんねこ「そんなことないと思っているのに」
やつ「どうでもいいけど浜辺美波ちゃんって可愛いよね」
ねんねこ「こんな話しているのにこんな話持ってくるほうが普通じゃない、KY」
この会話、ほんとうにあった話です、
自分の悪いところとか、いけなかったところがこういうところかとストンと落ちたよ、本日、
やつとの話はクソみたいだな、
今書いてて思った、
そんなねんねこと愉快なやばいやつだけど、
こんな私と連絡をとりつづけているやつもすげえ