【ももたろの婚活奮闘記#17】さようなら結婚相談所の巻④
おはようございます。ももたろです。
前回の記事ではマッチングアプリで出会った年下女性Zさんとの2回目のデートの様をお届けしました。
3回目のデートを前にして未だ結婚相談所には所属していましたが、仮交際の方にはお別れを告げており仲人さんにも現状を伝えてありました。
告白の準備は万全。いざ鎌倉!
…とその前に。少しだけ3回目デートでの告白について考察。
婚活をしていると3回目のデート位から告白を意識するようになります。
『マッチングアプリにおける告白のタイミングは?』
みたいな検索をするとすぐに候補に挙がりますしね。
1回目のデート。ランチやお茶が鉄板。相手が実在の人物か確かめる。
容姿、表情、仕草、雰囲気などからありか?なしか?判定する。
2回目のデート。晩御飯などはいかが?お酒が入ってもいいかも。
少しだけ踏み込んだ会話をしながら2人の相性を確かめる。
3回目のデート。2人で外出してみる。
ここまで来て今後も会いたいと思うなら告白。4回目まで確認してもいいけどそれ以降先延ばしにすると間延びする可能性あり。
こんな感じでしょうか。もちろん合間にメッセージでのやり取りを重ねています。結婚相談所なら3回目のデート位で真剣交際を打診することになるでしょう。
実際初めて出会ってから3回会った位で交際を申し込むって、中々のスピード感ですよね。
婚活(またはアプリ活動)は交際相手を探していることが前提にあるのでこのスピードが実現するわけです。
のんびりしていると違う異性に先取りされてしまう可能性すらあります。
ただしここで気を付けなければいけないのは男女による好感度上昇速度の差。
男性の場合『あり』判定になると好感度が急上昇して『好き』判定に昇格。以降好感度曲線は段々と減少または平行線を描きます。
一方女性の場合は『なくはない』判定になった後緩やかに好感度が上昇して『あり』判定となり、さらにゆっくりと『好き』判定に移行します。減少または並行までも緩やかに進行します。
つまり男性が「この人しかおらん!」と勢い込んで告白しても女性的には「いやまだあり判定になったばっかりだけど…」と面食らう可能性があるということですね。
お互いの関係性がどの様に変化しているか、しっかり見極める必要がありそうです。
そんなこんなでいよいよZさんと3回目のデート。
ももたろ的にはすでに彼女が『好き』判定となり、後はどの様に告白しようかというタイミングを探る段階となりました。
デートコースは温泉街のおしゃれなカフェでお茶した後に観光名所の旧家(Zさんは武家屋敷や旧家などの古い建築物が好きだった。ちなみにももたろも好きである。)をのんびり観光し、その後晩御飯も一緒にというもの。
お茶をしながら、足湯に浸かりながら、休憩スペースでコーヒーを楽しみながら。たくさんお話をしました。
時には少し内面に踏み込んだ話題も。
今思い出してもとても楽しい時間。
その後はZさんが住む町に戻り、駅前繁華街の半個室な飲み屋さんで晩ごはんを食べました。ここでもゆっくりたくさんお話したことを覚えています。
帰り道。
ももたろの心は決まっていたものの、2人きりになるスポットがなくここまで時間が過ぎてしまいました。
今日はこのまま機会がないかもしれない。
そんな事を考えていたその時。
車を停めていた立体駐車場に着いてふと顔を上げると…繁華街がライトアップされたとても綺麗な光景が目の前に広がりました。
ここは2階で周囲に誰もいないし、階下の喧騒も気にならない。
ここしかない。
「Zさん、少しお話いいですか?」
ももたろは彼女を呼び止め、初めて合った時からずっと楽しい時間を過ごせていること、こんな経験は今までにないということ、もっとたくさん彼女と過ごしたいことを拙い言葉で伝え、最後に
「あなたが好きです。お付き合いして頂けませんか?」
と問いかけました。
しっかり気持ちを伝えることが出来た…。良くやった、俺!
ところが彼女は顔を伏せ、思案しているような雰囲気。
あれれ?今までにない雰囲気。やはり交際を申し込むには早かったのか…?
そして無限かと思えるような短い時間が過ぎた頃。
顔を上げた彼女の頬には、涙が伝っていたのでした。
(こんな展開は恋愛指南書にはない…!!)
長くなってきたので、続く。
今日も良い1日を。