Power Automate DesktopにてExcel検索をSQLでしてみたハナシ

2021年4月11日 21:47

★Excel検索・置換のアクションが追加されました！★
2021年8月のアップデートで、アクション「Excelワークシート内のセルを検索して置換する」が追加されました🙌✨
note書きましたので、よければこちらもご覧ください😋
Power Automate DesktopにてExcel検索を新アクションでやってみたハナシ

SQLは、職業訓練のPHPの授業の中で少しだけ教わったことがありました。
その程度のレベルなので、おかしなこと書いてるかも知れませんが、忘れないようにアウトプットしておきます🥳

きっかけは、SQL変態かわっちさんのリプ。

もう1つはSQLを利用する。
以下のWebのようなSQLでExcelに接続し、対象の列の結果を取得します。
私はSQL変態なので結構このやり方が高速で出来るのでマスタ変換などはこちらを利用することをおすすめします。

ちなみに私が作成したPADはこんな感じhttps://t.co/xwLHiWudFb pic.twitter.com/wQPnHRKuhS
— かわっち (@ITTOKU_55) April 10, 2021

アクションの中に「Excel検索」がないなぁと思ってツイートしたときのリプなのですが、SQLを使うという私の中に一切なかった選択肢。

かわっちさんから「SQLのお約束」の部分のデータをいただいたので、アレンジして作ってみました😆

【事前準備①】Microsoft Access データベースエンジンのダウンロード

SQL接続をするために、まずはこれが必要です。
え？これが何かって…？
…それは検索して有識者のページを見に行ってください…🙊
Microsoft Access データベースエンジンは、ここからダウンロードできます。

【事前準備②】用意したExcelデータ

こんなExcelデータを用意しました。
左：おみやげデータ.xlsx　　　　　　　右：出張先リスト.xlsx

おみやげデータの「県」を出張先リストで検索し、「おみやげ」を出張先リストに転記します！

① おみやげデータを読み取る

ここからフローの作成に入ります。

おみやげデータを起動します。
アクションの検索で「Excel」と入力すると表示される「Excelの起動」を使用します。

設定はこんな感じ。

今回は読み取り範囲は決め打ちにします。
使用するアクションは、先ほどのExcelの起動の下にある「Excel ワークシートから読み取り」

設定はこんな感じ。

これでおみやげデータのこの範囲が、データテーブル型の変数「ExcelData」の中に入ったことになります。

※毎回変わる行列のデータを処理する場合は、ロボ研のこちらの動画がわかりやすいです！

② SQL接続をする

SQLに使用する(こういう言い方でいいのかわからない😅)出張先リストのフルパスを変数に設定します。

「変数の設定」を検索。

設定はこんな感じ。

SQLに接続します。
「SQL」と検索して、「SQL 接続を開く」を選択。

設定はこんな感じ。

接続文字列の書き方は、お約束的な感じ。
参考にさせていただいたページはこちら。ありがとうございます🙇‍♀️

★2021/4/12追記★
Excelファイルの種類により記述が違うそうです😳
Microsoft Access データベースエンジンをダウンロードしたページの「インストール方法」にも記載がありました。

ご丁寧に教えてくださったZeroSysさま、ありがとうございます！

初めまして、元記事を書いたものです。取り上げていただいた接続文字列は.xlsの場合のもので、.xlsxの場合は次のようにした方が良いです。記事(1)で書いたのですがわかりづらくすいません。Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.16.0;Data Source=%ExcelPath%;Extended Properties="Excel 12.0 Xml;HDR=YES";
— ZeroSys (@sys_zero) April 11, 2021