バセドウ病になった
6月、バセドウ病になった。
1ヶ月学校を休んで勉強も遅れて、毎日ニートのような暮らし。こんなに長く病気の状態が続くのは、すごく辛かった。
体の体調が悪いと、どうしても勉強のやる気もでない。
もはや自分がなぜ勉強していたのかわからなくなった。
私は中学のときは他の人よりも勉強ができたから好きだっただけで、本当は好きじゃなかったんだ、選ぶ方向を間違えたと思った。
しかし、それは間違いだった。
1ヶ月休んで少しずつ体調が良くなり、学校にいくようになった。
最初はついていけなくて、行くのが億劫だったが、それなりにうまくやれるようになり、勉強もできるようになっていった。
その時、母にはこんなことを言われた。
「勉強し始めたら目がいきいきしてきたね。自信が満ち溢れて来たよ!」と。
私は驚いたがとても嬉しかった。
やっぱり自分は勉強が嫌いだったわけじゃないんだと思った。
むしろ向いているんだと。
また、ある日書道の授業の日、遅れがあったため成績について話していたとき、こんなことを言われた。
「人生だれでも1度はあるのよ。よかったわよ、今で」と。
この言葉に救われた自分がいた。
まだまだ治療は続いていて、すぐ体調が悪くなるのでハードなことはできない。
しかし、幸いにも部活には入っていなかったので迷惑をかけることなく、のんびりした学校生活を送れている。
また、家族が高校の遠い私のために近くのアパートを契約してくれて、夏休みが終わったら2拠点生活が始まる。
通学時間が短くなって、生活に余裕が出てくるのではやく病気が良くなることを祈るばかりだ。
子供の病気のために、最善を尽くしてくれる母と父には本当に感謝している。
私は今まで、人生であまり大きな病気になったことがなく持病というものも経験したことがなかったので、バセドウ病になって本当に驚いた。
バセドウ病とは遺伝的な要素が強く、いつかはなっていたのかもしれないが、高校生活を無理しすぎていたのが原因だったと思う。
まさに、ギリギリでいつも生きていたいから〜♪だった。
いや、余裕を持って生きてくれと母に言われた。
若いからといって、病気にならないわけじゃない。自分には限界があると気付かされた。
みなさんも、無理は禁物ですよ。
(今日は、いつもの敬体ではなく常体で書いてみました!これからは、自分語り系の話では常体で書いていくと思うので宜しくお願いします!)