私が恋愛相談で外見磨きを勧める理由

私は小柄、童顔、Eカップが揃っていたのでモテました。

彼氏が欲しい時や遊びたい時は有効に作用しましたが、職場や子供の関わる場など男女の色恋を絶対に発生させたくないところでは困ることにもなりました。



経験すると分かる、「見た目を気に入る」は威力がとても大きい




私は好きな男性に対しては好意を隠さないので、笑顔も拗ねた表情も見せるし、甘えたり頼ったり素直に感情を表します。

逆に好意を持たない男性や、先に挙げた職場や子供が関係する場では、あらゆる方向からのあらゆる誤解を避けるため、事務的でドライな態度を意識していました。

可能な限りプライベートの連絡先も教えません。

それでも男性は来ます。

コミュニケーションが全くなくても来ます。

愛想を悪くして分かりやすく距離を置いてその時は離れても、数ヶ月経つとまた来ます。

これだけやっても来る理由は、見た目一択です。

色恋を避けたい場での私はお世辞にも対応がいいとは言えないし、私のことを見た目以外に何も知らないのだから、外見でそうなっているとしか考えられません。

それだけ見た目を気に入る、見た目が好みのタイプというのは強力なのだと、私は何度も実感してきました。

この経験から、私は恋愛相談では見た目を磨くアドバイスをしています。


でも中には

そこまでしたくない

今の自分のまま信頼し合えるパートナーがほしい

と言って、外見磨きに否定的な反応をする人が少なくありません。

しかし、外見磨きに否定的な彼ら彼女らも、今の自分をありのまま受け入れてくれる人なら誰でもいいかと言うと、決してそうではありません。

ありのまま受け入れてほしいと望んでいても、自らは相手を選んでいる人が大半です。

そして恋愛はタイミングなので、素敵だと思える人に出会ってから変わろうとしても遅いケースが多々あるのです。

だから私は、恋愛がうまくいかない相談を受けた際は外見磨きをお勧めします。

いつ出会いがあっても大丈夫なように準備しておく方が、出会ってからあれこれ動くより楽なのです。



シングルマザーの現実



私が離婚したのは二十代ですが、離婚後母親から「バツイチの女性は既婚男性に遊び相手のターゲットにされるから気をつけなさい」と忠告されました。

その忠告は現実となり、既婚者からの誘いは一人二人ではありませんでした。

ただ、特に仕事関係でそういう近づき方をする男性は、私が労働法の有資格者だと伝えると二度と誘ってきませんでした。

既婚者以外では、もちろん優しくて紳士な方もいましたが、決して誠実とは言えないような男性に言い寄られることもありました。


シングルマザーには

夫がいない = 手を出しやすい
夫がいない = 男がいなくて寂しがっている

と決めつける男性が少なくないようです。


だから私は

我が子にとっても家族になる誠実な人を、選ばれるのを待つだけではなく選ぶ側でもありたい

と考えるようになり、その方法の一つとしてなるべく外見の良さをキープするよう努めてきました。


人間は何も意識しないで生活すると、年齢とともに体型が緩み、肌や髪の質、口腔環境が変化します。

過剰なまでに美を追求してしまうと自分を苦しめてしまいますが、睡眠と食生活に気をつかって身体をメンテナンスし、定期的に美容院と歯医者に行けば、清潔感や魅力を維持することが可能です。

そして人間はベースの部分が向上するとポジティブな変化が嬉しくなり、メイクや服装など他の工夫も楽しいと感じるようになります。

この境地に至ると、外見だけで「この子はないな」と思われることが減りますし、恋愛しなくても毎日がだいたい楽しくなります。


また、見た目を磨くにはそれなりに努力が必要なので、その努力に惹かれる人もいます。

単に見た目がいいからだけでなく、その外見の背景に見える努力、健康、生活習慣を尊敬してくれる人もいるのです。

これは年齢を重ねるほど実感するようになります。


「見た目ではなく中身を知ってもらいたい」という言葉を見かけたり聞いたりすることがあります。

でも見た目には中身が表われるので、「どう見られても気にしない」という意識も、「見た目に気をつかっている」という意識も、場合によっては生活習慣も他者には伝わっています。

何より在りたい自分で在るために、そして自分に自信が持てたり恋愛がうまくスタートできたりするメリットを感じられるので、私は外見磨きをお勧めします。

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