路線バスの運転手さんの帽子 妄想編
だいたい同じ形の帽子。運転手さんのあの帽子。でも個性がないかもなぁ
だから、突然何食わぬ顔で雰囲気違う帽子をかぶってもらえたらな…
お正月は頭に門松
節分はもちろん鬼のツノ
桃の節句はあの、お内裏さまがかぶってる立纓
4月は…帽子を桃鉄みたくピンクにして
5月は頭にマサカリブッ刺してコント風
6月は梅雨だから帽子がビニール傘になってるやつ
7月は笹の葉をつけて、乗客は短冊に願い事を書いてそれに結ぶ
8月は頭にスイカ!重いだろうな でも 夏らしいし、クジで当たった乗客1人だけスイカ割りが出来る。ドキドキだね。
9月 お月見だから帽子にびっしりダンゴ貼りつけてね…なんか風情がある車内。 ワイパーも特別にススキにしてみよう
10月 ハロウィン近いからずっぽりジャックオランタンかぶってもらう。 おなか空いたらこっそり内側から齧ればいい。 かぼちゃの馬車に乗って…でなくかぼちゃがバスを運転。
11月はアメリカ大統領から恩赦を受けた元気な七面鳥を頭に乗せて、みんなでよかったね!生き延びたんだね!と声かけながら降車して
12月 はさ、サンタの格好の運転手さん……てどこかで見たし、それじゃつまらないよね。普通だし。
帽子逆さまに被ってもらって、そこに一年のお礼にチップを入れてみんな降りるのよ。
ありがとう、運転手さん!来年もおかしな帽子よろしくね!なんてね。
ただの妄想だから。 いいのさ。