悪魔の音程👿
こんにちは!ももんがです。
前回の最後に、
悪魔の音程と呼ばれる全三音の存在が
現在の♯(シャープ)や♭(フラット)の
誕生と、
ドイツ音名(CDEFGAH)の
シの音が「H」である理由に繋がる
というお話をしました。
↓前回の記事です。
よろしければご覧ください♪
嫌われていた全三音の響きを避けるには、
シの音を低く、もしくは高く変化させる必要があります。
シの音は英語の音名で表すとBなので、
Bを変化させた音色に基づき
低くすると、柔らかい音色になる…
→丸みを帯びた形の「b」
高くすると、硬い音色になる…
→四角く角張った形の「b」
というように記されるようになりました。
現在はそれぞれのbの形の特徴を引き継ぎ、
丸いbは現在の♭(フラット)に、
四角いbは現在の♯(シャープ)、♮(ナチュラル)になったのです♪
そして
♮シの音がドイツ音名でHになったのは、
♮ シの音を示していたBが、
音を低くする意味の丸いbから派生した
♭シの音そのものを示すBに変化したため
hと形がよく似ていた
音を高くする意味の四角いbが
♮シの音を表すHに変化したのです。
ここまで書いてきた
英語の音名・ドイツ音名ですが、
実は音部記号の形の由来になっているのです♪
音部記号といえば何が思い浮かびますか?
有名なト音記号とヘ音記号、
さらにハ音記号という音部記号もあります。
ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号…
全て不思議な形をしていると思いませんか?
次回は音部記号の歴史について
書いていこうと思います♪
また読んでくださると嬉しいです😊
最後までお読みいただき、
ありがとうございました💕
2023.3.4. ももんがの気まま